ヘルメットを手に取るレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2020年F1ポルトガルGP予選にて
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アレックス・アルボン、タイヤ選択に苦悩し6番手「この位置からなら決勝で何とかできるはず」

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、24日(土)に行われたF1第12戦ポルトガル公式予選でタイヤ選択に悩み、当初はミディアムを履いていたが最終的に最速を刻んだメルセデスとは異なるソフトで計測を行い、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に先行を許す6番手に甘んじた。

僚友マックス・フェルスタッペンとのギャップは0.533秒と大きく開いたが、人事権を握るヘルムート・マルコはアルボンの6番手という成績に満足感を示した。2年目のシーズンを迎えたタイ人ドライバーはまだ来季シートを確保しておらず、ニコ・ヒュルケンベルグあるいはセルジオ・ペレスに仕事を奪われる可能性がある。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:16.879 1:17.038 1:16.904
4 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:17.421 1:17.367 1:17.090
5 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1:17.370 1:17.129 1:17.223
6 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:17.435 1:17.411 1:17.437
7 カルロス・サインツ マクラーレン・ルノー 1:17.627 1:17.183 1:17.520

6番手からなら決勝で何とかできるはず

アレックス・アルボン予選: 6位, FP3: 5位

もっと上のポジションでフィニッシュできればよかったけど、6番手からなら何とかなるはずだ。自分のラップには満足しているけど、新たに舗装された路面や風の影響で通常とは少し違うコンディションだったため、タイヤ選択が本当に難しかった。

Q3ではライバルと少し違った戦略を取り、1回目をミディアムタイヤでアタックしたけど、もう一度アタックできていればもっとタイムを縮められたと思う。最後のアタックではソフトタイヤを選択したけど、ミディアムタイヤと比較してパフォーマンスの出し方が全く異なり、ドライビングスタイルを変える必要があったので、多少走りのリズムに影響した部分があった。

明日の天気は雨混じりになるみたいだから、何か起きても不思議はない。アルガルベはターン1までの距離が長いし、ここではまだどのマシンもきちんとしたロングランを行っていないから、走りながら最適なバランスを探り、チャンスを逃さないようにしていきたい。


ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)。僚友バルテリ・ボッタスを0.102秒差で2番手に抑える逆転最速タイムを刻んだ。2列目には3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、4番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が並ぶ結果となった。

2020年 F1ポルトガルグランプリ決勝レースは、日本時間10月25日(日)22時10分にスタート。1周4,684mのアルガルベ・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

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