2021年シーズンのFIA-F1世界選手権第13戦オランダGP（Formula 1 Heineken Dutch Grand Prix 2021）が9月3日(金)から5日(日)までの3日間に渡ってザントフォールト・サーキットで開催される。

オランダGPの復活は1985年以来、36年ぶり。ベルギー生まれで同国籍を持つマックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）はフリー走行での2回のトップタイムを経てポールポジションを獲得。地元ファンの声援を受けて2週連続での母国優勝を目指す事になる。

• タイムスケジュールと結果
• 放送時間とチャンネル
• ザントフォールト解説
• 週末の現地天気
• タイヤ選択

タイムスケジュールと結果

日本との時差は7時間。各セッションは現地11時30分～15時（日本時間18時30分～22時）に開始時刻を迎える。

放送時間とチャンネル

日本でのテレビ及びネット配信はフジテレビNext及びDAZNが担当する。いずれもオランダGPのフリー走行と予選、そして決勝の全5セッションをノーカット生放送・配信する。

フジテレビNextでは松田次生、津川哲夫、浜島裕英、川井一仁の各氏が解説を、堀池亮介アナウンサーが実況を務める。スポーツチャンネルDAZNでは小倉茂徳、田中健一、笹川裕昭、柴田久仁夫、中野信治、サッシャの各氏が実況・解説を務める。

地上波やBSでの放送は行われない。視聴に際しては有料のフジテレビNextかフジテレビNEXTsmart（ネクスマ）、またはDAZNを利用する必要がある。

なおDAZNは2021年9月8日(水)23時59分までの期間限定で最初の6ヶ月が月額44%OFFとなるお得なキャンペーンを実施している。

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ザントフォールト解説

サーキットの設計には日本の鈴鹿サーキットのデザインでも知られるジョン・フーゲンホルツが関わっているため、開幕前木曜会見では「ミニ・スズカ」との表現も聞かれた。

F1オランダGPで使用されるのは、全14コーナーからなる1周4.307kmのレイアウト。36年ぶりのF1カレンダー復帰に際し、開催要件を満たすために大掛かりな改修コースが行われた。

見所の一つはターン3とターン14。この2箇所にはインディ500の舞台として知られるインディアナポリス・モーター・スピードウェイ（IMS）の約2倍となる18度ものバンクが設けられている。

砂丘に建設されたサーキット故にコースサイドにはアスファルトのランオフエリアが存在せず、全て無慈悲な砂利で囲まれている。僅かなミスが致命的な代償に繋がるという意味ではモンテカルロ市街地コースに似ている。

DRSゾーンは2箇所設けられるが、それでもなおオーバーテイクはかなり難しいと予想される。

ラップレコードはフェルスタッペンが2017年のデモランの際にRB8で記録した非公式のものだ。

ザントフォールト・サーキット

週末の現地天気

タイヤ選択

公式タイヤサプライヤーのピレリはC1～C3の最も固いレンジのコンパウンドを持ち込む。

F1オランダGP特集