テレビ取材に応じるセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、2022年9月1日F1オランダGP
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

セバスチャン・ベッテル「もっと良い結果を残せたはず」遅延ピットでアンダーカット不発、更にはペナルティポイント裁定

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後方19番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)はF1第15戦オランダGP決勝を14位で終えたが、1回目のピットストップでのタイムロスがなければ遥かに良い成績を残せたはずだと主張した。

アンダーカット狙いで新品ソフトを僅か9周で捨てた1回目のピットストップ。残念ながら6.17秒もの時間を要した事でライバルに大きく遅れを取った。

また、リードラップを走るルイス・ハミルトン(メルセデス)に道を譲らなかったとして、ブルーフラッグ無視による5秒ペナルティと1点のペナルティポイントの罰則を科された。

バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とバトルするセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、2022年9月4日F1オランダGP決勝レースCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とバトルするセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、2022年9月4日F1オランダGP決勝レース

もっと良い結果を残せたはず

セバスチャン・ベッテル決勝: 14位 / グリッド: 19番手

レースペースは良くなかったけど、後方からのスタートでなければもっと良い結果を残せたはずだ。

僕らは早めのストップによってアンダーカットを狙いに行った。戦略的には上手くいくはずだったけど、ピットストップがあまりに遅く、周、ピエール(ガスリー)、アレックス(アルボン)、ミック(シューマッハ)に対してかなりのタイムを失い、ダニエル(リカルド)にはかなり接近されてしまった。

ミックとのバトルは楽しかったけど、このレースはお互いにとってハイライトになるようなものじゃなかった。

その後、ルイス(ハミルトン)に抜かれた際に青旗を無視したとして5秒ペナルティを受けたけど、レースには殆ど影響なかった。前進することが常に困難でタフな1日だった。そんな感じだ。


2022年F1第15戦オランダGPの決勝は、母国出身のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季10勝目を挙げた。2位はジョージ・ラッセル(メルセデス)。3位表彰台にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が滑り込んだ。

高速の殿堂、モンツァ・サーキットを舞台とする次戦イタリアGPは9月9日のフリー走行1で幕を開ける。

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