角田裕毅、0.015秒差でQ1敗退16番手も「良いラップだった」計量ブリッジ招集で計画に影響
2021 F1第5戦モナコGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、全セクターで自己ベストを繋いだものの、15番手通過を果たしたセバスチャン・ベッテルに1000分の18秒届かず16番手でQ1敗退を喫した。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは角田裕毅について「木曜日は走行時間を失うなど苦労していたが、FP3で上手く挽回してくれた。予選の最中も自信をつけている最中だった。Q2に進めなかったのは残念だが、かなり接近していたし、より良いタイムを刻めていた可能性があるのは確かだ」と語った。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
14 | ライコネン | アルファロメオ |
15 | ラッセル | ウィリアムズ |
16 | 角田裕毅 | アルファタウリ |
17 | アロンソ | アルピーヌ |
18 | ラティフィ | ウィリアムズ |
計量ブリッジ招集で計画に影響
角田裕毅
予選: 16位, FP3: 19位
これまでモナコを走った事がなかったので、週末を通して大変でしたが、予選のラップはかなり良かったと思いますし、Q2に進出できなかったのは不運でした。
セッション中に計量ブリッジに呼ばれてしまって計画に影響が出てしまい、更にベストラップを刻んでいた第2セクターでトラフィックに阻まれ、3回のプッシュラップを予定していたものの2回しか計測する事ができませんでした。
すべてのデータを分析して、ピエールと比べて自分の弱点がどこにあるのかを見極め、今後はQ3で彼と戦えるように改善していきたいと思います。
とは言え、レースごとに確実に改善できていると思いますし、クルマのパフォーマンスには満足しています。
最速タイムホルダーが赤旗クラッシュを喫する劇的結末を迎えたモナコGP予選では、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
2021年 F1モナコグランプリ決勝レースは、日本時間5月23日(日)22時にスタート。1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。