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2017年F1モナコGPで9年128戦ぶり、キャリア17回目のポールポジションに輝いたキミ・ライコネン。スクーデリア・フェラーリとしては2008年以来となるモナコでのフロントロー獲得となった。F1カレンダーの中で最も有名で最もチャレンジングなモンテカルロ市街地コースで最高位を獲得した後も、キミ・ライコネンはいつもと変わらぬ様子であった。
ライコネン:モナコGP予選を終えて
キミ・ライコネン予選: 1位, FP3: 2位
「ポール・ポジションは最高の結果だよ。ここは先頭にいることが大事なレースの1つだからね。半分仕事は片付いたけど、僕らの前にはまだ明日の大きな仕事が残ってる。これまでのところは良い感じだしマシンに満足してる。ここは思い通りにやるのが難しい特別な場所だからね。予選はまあこんなところかな。モナコではちょっとした些細な事がラップタイムに大きく影響するんだ」
「スムーズにいけば明日は2台揃って良い結果を残せると思うよ。トラブルを避けて良いスタートを切らなきゃね。1コーナーまでの距離はすごく短いしマシンはワイドだから、オーバーテイクは難しいんだ。ベストを尽くすけど、自分にはどうしようもない部分で何だって起こり得るから楽にはいかないだろうね。大事なのはレース終えた時に同じポジションにいることさ」
テレビ中継はされないが、予選後には毎回予選Top3のドライバーを対象にしたFIAによる公式記者会見が行われている。主催のインタビューアーが各々のドライバーに質問した後は、会場内に詰めかけているメディアからの質疑応答タイムとなる。モナコ予選後に行われたこの記者会見の中で、常にポーカーフェイスのライコネンが声を荒げる場面があった。
2017年第6戦F1モナコGP2日目の詳細については、FP3結果とダイジェストと、予選結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。