エリック・ブーリエ
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手堅い1日を過ごしたマクラーレン「誇れるものはないが、満足している」2017年F1モナコGP初日

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「これと言って誇れるものがあるわけではないが、満足している」第6戦F1モナコGP木曜のフリー走行を終えて、エリック・ブーリエは初日セッションをこのように評価した。

トラブル続きの今シーズンを思えば、例えインパクトのあるタイムを記録できなかったとしても、大きな問題を発生させることなく予定されたプログラムを着実にこなせた事は非常にポジティブである。ブーリエの発言はこの悲しい事実を物語っている。マクラーレン・ホンダは、FP1で12番手と14番手、FP2では11番手と12番手を記録し、トラブルフリーで初日のセッションを終えている。

マクラーレン:モナコGP初日を終えて

エリック・ブーリエレースディレクター

「モナコGPのためにモンテカルロに来るのはいつだってファンタスティックな事です。トラブルフリーの1日を過ごし、比較的速さを示すことができた後では尚更の事です。今日は大きな混乱もなくプログラムを敢行することができました。これと言って誇れるものはありませんが、両方のセッションで勢いを維持することができた事に満足しています」

「ストフェルが生産的な1日を過ごしてくれたことを嬉しく思います。この前のレース以降、彼と彼のエンジニア達はマシンが上手く機能する方法への理解を深めるために、懸命に作業を続けて来たのです。私はその成果が現れ始めているのではないかと考えています」

「ジェンソンにとっても良い日になりました。彼は”頃合い”を非常に上手く判断します。FP1では紳士的な形で走行を終え、午後のFP2では今年のマシンのグリップとパフォーマンスの向上を追求しました。FP2を終えて、彼は今日の走行を非常に楽しんだと語ってくれましたが、私はそれがラップタイムに直接反映されていると思っています」

「週末を手堅くスタートすることになりました。金曜日はデータ評価に費やす予定ですし、土曜日にはさらに改善していきます」


2017年第6戦F1モナコGP初日の詳細については、F1モナコGP《FP1》結果と、F1モナコGP《FP2》結果をそれぞれ参照されたい。

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