レッドブル代表メキーズ「恥じる必要はまったくない」Q1敗退の角田裕毅を擁護、不可解失速も評価揺らがず

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F1第23戦カタールGP公式予選でQ1敗退を喫した角田裕毅について、レッドブルのチーム代表ローラン・メキーズは「恥じる必要はまったくない」と擁護する姿勢を示した。

週末を通してチームメイトのマックス・フェルスタッペンに匹敵、あるいは凌駕するパフォーマンスを見せていた角田だが、本予選では一転して「説明のつかない」グリップ不足に見舞われ、16番手でセッションを終えた。

ただ、Q2進出ラインまではわずか0.080秒。7番手までも約0.2秒という大接戦で、4番手でQ2に進出したフェルスタッペンとの差も0.289秒に収めていた。

スプリントに向けてグリッド上で走行準備を整える角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年11月29日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

スプリントに向けてグリッド上で走行準備を整える角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年11月29日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)

メキーズは、結果だけを見れば厳しいものになったと認めつつも、その内容は悲観すべきものではないと強調する。

「ユーキにとっては厳しいセッションになった。とはいえ、マックスとの差はわずか0.3秒だった。この手のサーキットで恥じる必要はまったくない差だ。状況が違えば、十分に力強いセッションになっていたはずだ」

メキーズの信頼の裏には、予選直前のスプリントでの実績がある。角田はスプリント予選で5番手を獲得し、19周のスプリントでもフェルスタッペンに順位を譲りながら5位でフィニッシュした。

「このチームでの自己最高位になったし、スプリント予選に続いて良い仕事を続けている」

メキーズはそう指摘し、フェルスタッペンと共に「パフォーマンスの向上を追い求める姿勢を決して緩めなかった」と、角田の取り組みを高く評価した。

スプリントでフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)をリードする角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年11月29日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

スプリントでフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)をリードする角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年11月29日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)

決勝レースで角田は、ポイント圏内から遠く離れた16番グリッドからスタートする。ロサイル・インターナショナル・サーキットはオーバーテイクが難しく、追い上げは容易ではないが、メキーズは波乱に一縷の望みを託す。

「2ストップが必須になるから、幾らかサプライズがあるかもしれない。どんなチャンスでもつかめるよう、しっかり準備して臨むつもりだ」

不可解な失速に終わった予選。だがチーム代表は、角田の速さそのものを疑ってはいない。日曜のレースは角田にとって、来季シート確保へ向けた最後のアピールの場となる見通しだ。


2025年F1カタールGP予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がスプリント予選に続いてポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間11月30日(日)25時にフォーメーションラップが開始され、1周5419mのロサイル・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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