マクラーレン創設60周年を記念するステッカーグラフィック、2023年
Courtesy Of McLaren

マクラーレン、セナのF1愛機「MP4/4」やアルトゥーラ含む豪華車両を六本木ヒルズで展示…7月8~9日の限定で

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マクラーレン・オートモーティブは創設60周年を記念し、2023年7月8~9日の2日間限定で六本木ヒルズ大屋根プラザにアイルトン・セナの「MP4/4」や創業者ブルース・マクラーレンが自ら開発を手掛けた「M6GT」、新型ハイブリッド「アルトゥーラ」など、歴史的マシンと今後の将来を牽引するモデルを展示する。入場無料。

ニュージーランド出身のレーサーであり、エンジニアでもあったブルース・マクラーレンがイギリスでレーシングチームを立ち上げたのは60年前の1963年の事だった。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリが駆る2023年型F1マシンには、近年の命名規則に囚われない「MCL60」の名称が与えられた。

1988年のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」をドライブするデレック・ベル、2005年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてCourtesy Of Honda Motor Co., Ltd

1988年のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」をドライブするデレック・ベル、2005年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて

世界で最も象徴的なスーパーカーを作ることを夢に、1960年代にはマクラーレン初のスーパーカー「M6GT」を発表。以降マクラーレンはF1世界選手権で20回、F1グランプリで183回、インディアナポリス500では3回、そしてル・マン24時間レースでは初挑戦で優勝を飾り、名門としての地位を確立させた。

「FOREVER FORWARD」と題された今回のイベント会場には「M6GT」のほか、F1史上最強の強さを誇った1988年のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」や、マクラーレン・オートモーティブ初の市販車となる「MP4-12C」、そしてシリーズ生産初となるPHEV「アルトゥーラ」がディスプレイされる。

マクラーレンのPHEV「アルトゥーラ」Courtesy Of McLaren

マクラーレンのPHEV「アルトゥーラ」

マクラーレン・オートモーティブ初の市販車「MP4-12C」Courtesy Of McLaren

マクラーレン・オートモーティブ初の市販車「MP4-12C」

ブルース・マクラーレンが自ら開発を手掛けたマクラーレン初のスーパーカー「M6GT」Courtesy Of McLaren

ブルース・マクラーレンが自ら開発を手掛けたマクラーレン初のスーパーカー「M6GT」

マクラーレンの全てのスーパーカーは、F1本拠のマクラーレン・テクノロジー・センターで設計され、隣接するマクラーレン・プロダクション・センターでハンドメイドで製造されている。

マクラーレンは60周年記念の一環として、F1モナコGPとスペインGPの両レースでMCL60に世界三大レース制覇の功績を表現したワンオフカラーを導入している。

カタロニア・サーキットを周回するランド・ノリス駆るトリプルクラウン仕様のマクラーレンMCL60、2023年6月2日F1スペインGPフリー走行Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

カタロニア・サーキットを周回するランド・ノリス駆るトリプルクラウン仕様のマクラーレンMCL60、2023年6月2日F1スペインGPフリー走行