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マクラーレン、株主割当増資で390億円を調達…ポール・ウォルシュを執行役会長に任命

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F1に参戦するマクラーレン・レーシングを傘下に持つマクラーレン・グループは3月18日、株主割当増資により3億ポンド(約387億8,474万円)を調達し、グループのエグゼクティブ・チェアマン(執行役会長)としてポール・ウォルシュを任命した事を発表した。

ポール・ウォルシュは英国出身の大物実業家で、ギネスビールで知られる飲料最大手ディアジオで13年間に渡って最高経営責任者(CEO)を務めた後、ケータリング・サービス大手コンパスグループの会長に就任。同職を辞してシャイク・モハメド・ビン・エッサ・アル・ハリファの後任として18日付けで英国ウォーキングの企業に着任した。

なおシャイク・モハメド・ビン・エッサ・アル・ハリファは非業務執行役員として引き続きグループに留まる。

マクラーレン・グループは英国内で新規上場(IPO)を模索してるとも噂されており、ポール・ウォルシュが加わった事で憶測がさらに加速する可能性もあるが、情報筋によると少なくとも2023年までは株式公開の可能性はないと伝えられている。

3億ポンドの使途については「長期戦略を見据えて」とのみ説明されており具体的な言及はないが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるビジネス環境の悪化にいち早く対応したものとも考えられる。