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マクラーレンの2018年F1マシン「MCL33」は、オレンジ色ではなくシルバー基調か?

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伝統のパパイヤオレンジを身にまとうのでは?と噂される2018年のマクラーレンF1マシン「MCL33」だが、ボーダフォン・メルセデス時代のようなシルバーカラーが基調となる可能性が新たに浮上した。

19日(月)、フェルナンド・アロンソのファンサイトを運営するラズロ・マルコビックス氏は、「バルセロナへの道中…」というコメントともに一枚の写真をFacebookページに投稿。そこにはマシンの輸送等に用いられるマクラーレンのトランスポーターと思しきトラックが写っていた。

撮影されたトランスポーターには、メッキ調のクロームにオレンジ色のラインがアクセントとしてあしらわれたカラーリングが施されており、昨年までのマクラーレン・ホンダ時代、その前のマクラーレン・メルセデス時代とも異なるデザインが確認できる。ブランディングの観点から、チームのカラーリングは企業におけるコーポレートカラーと同様に、あらゆる場面で厳格に統一される。

真偽は不明ながらも、トラックにプリントされたマクラーレンのロゴは右端のオブジェクトがモノクロとなっているため、今季のマクラーレンF1チームのものと考えられる。

長年の成績不振によって、マクラーレンはボーダフォンやヒューゴボスと言った多くの有力スポンサーを失い続けており、今年もまたタイトルスポンサー不在のままに開幕を迎えるものと見込まれている。

巨額資本を提供するスポンサーを獲得した場合、当該スポンサー企業のコーポレートカラーがあしらわれるのが一般的。その点、今年のマクラーレンは自由に色を選ぶことができる。マクラーレン・ホンダ時代には、「黒」「オレンジ」「白」を基調としたカラーリングが採用されていた。

先月23日にクラッシュテスト合格が発表された「MCL33」は、2月23日(金)に初披露される予定となっている。