アストンマーチン・レッドブル・レーシング（Aston Martin Red Bull Racing）は19日、2018年のF1マシン「RB14」を正式発表、スタジオ写真を公開した。

公開されたのは長年親しまれた濃い紫と赤、そして黄色を組み合わせたカラーリングではなく、藍色と白を組み合わせたデザインのカモフラ柄。プレスリリースには「RB14 – A SPECIAL EDITION」と記されており、期間限定のスペシャルバージョンの可能性がある。公式サイトや各SNSページでも一斉に同様のデザイン変更が実施された。

今季F1世界選手権を戦うRB14は、空力の鬼才と名高いエイドリアン・ニューウェイが全面的に手掛けた車両となっており、大幅なパフォーマンス向上が期待されている。

「RB14」全体像

リアウイングには今季よりタイトルスポンサーに就任したアストンマーチンのロゴが堂々とプリントされている。

搭載するルノー製パワーユニットには、今年もタグ・ホイヤー名義のバッジがつけられるようだ。

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フロントサスペンションのアッパーアームが、異様なほど大胆に曲げられている。コックピット前方には360度カメラと思しきデバイスが確認できる。

既に発表されたハースやウィリアムズと比較して、サイドポッド側面の水平方向のRがかなりゆったりしているように見える。内部にはエンジンを冷却するためのラジエーターが配置されている。

様々なバージョンのエンジンカバーをテストするためだろうか？カバー周辺のパーツラインが酷く複雑に入り組んでいるのが確認できる。

レッドブルは今日19日、フィルミングデイを使用して「タグホイヤーRB14」のシェイクダウンを英シルバーストン・サーキットで実施、ダニエル・リカルドがこれを担当する。2月26日（月）からは、スペインのカタロニア・サーキットで公式テストがスタートする。