F1日本GP 予選速報:トロロッソ・ホンダ、2台揃ってQ3進出!赤旗中断から始まるグリッド争い

鈴鹿サーキットを走るトロロッソ・ホンダSTR13、2018年10月5日copyright Red Bull Content Pool

F1日本グランプリ予選Q1が6日15時にスタート。せッション開始僅か5分の所で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがヘアピンでスピンを喫した直後、アルファロメオ・ザウバーのマーカス・エリクソンがダンロップコーナー(ターン7)でクラッシュ。セッションは赤旗中断となったが、幸いにも本人に怪我はなかった。

現地午後の鈴鹿は午前よりも天候が若干回復し、決勝のスタートグリッドを決する争いは気温26℃、路面29℃、湿度83%のドライコンディションでスタート。FP3と同じくホームストレート進行方向に毎秒5mほどの風が吹き荒れた。

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午前のFP3でパワーユニット関連と思われるトラブルに見舞われたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、無事にインスタレーションラップを完了。グリッド争いに加わった。

セッション再開後の後半に雨脚が強まったものの、Q2進出を目指すミッドフィールドのチームが続々と自己ベストを更新。ニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)が100分の4秒で16番手に沈みノックアウト。クラッシュしたエリクソンの他、セルゲイ・シロトキン(Wiliiams)、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのマクラーレン勢がQ1敗退を喫した。

5台が脱落し残る15台のマシンが挑んだQ2では天候が一気に好転。上空には青空が広がった。決勝を硬めのコンパウンドでスタートしたいメルセデス勢はソフトタイヤでアタック。1回目のアタックを終えてボッタス、ハミルトン、ベッテル、ライコネンの順に続いた。

レッドブル勢は二台同時にパワーダウンを訴え緊急ピットイン。信頼性に勝るとされるスペックBエンジンにダウングレードしているものの、何某かのトラブルが発生。フェルスタッペンはQ3進出を果たしたものの、リカルドはノータイムに終わりQ2敗退を喫した。

トロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの2台が揃ってQ3に進出。ホンダ勢としては2015年のF1復帰以来初めてのダブルトップ10となった。現在ポールポジションを争う予選Q3が執り行われている。

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