鈴鹿サーキットのピットレーンを走行する角田裕毅の22号車アルファタウリAT04、2023年9月22日F1日本GP
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フェルスタッペン、圧倒の最速発進!角田裕毅の”改良アルファタウリ”はダブルTOP10 / F1日本GP《FP1》結果とダイジェスト

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シーズン17戦目となる2023年F1世界選手権日本GPが9月22日に開幕を迎えた。日本時間11時30分から1時間に渡って行われたFP1ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分31秒647のトップタイムを記録。角田裕毅(アルファタウリ)は5番手と上々の滑り出しを見せた。

前戦シンガポールGPで今季ワーストの5位に留まったポイントリーダーは後続に0.626秒もの差を付けるベンチマークを刻んだ。フロアやディフューザーなど、フェラーリは誰よりも広範なアップグレードを鈴鹿に持ち込んだが、カルロス・サインツは2番手、シャルル・ルクレールはランド・ノリス(マクラーレン)に届かず4番手に留まった。

母国凱旋の角田裕毅はミディアムタイヤでの序盤、アンダーステアが酷いと訴えていたが、終盤にソフトタイヤに履き替えるとフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を1000分の53秒差で退ける5番手を刻み、応援に駆けつけたファンを沸かせた。

スーパーフォーミュラの参戦を通して鈴鹿を経験済みの僚友リアム・ローソンも角田裕毅からコンマ4秒遅れの9番手と、アルファタウリは2台揃ってトップ10に食い込んだ。

前戦シンガポールでの大規模アップグレードに続き、今回導入した改良型リアウイングを評価するという点でアルファタウリにとって初日のプラクティスは非常に重要だ。エアロレイクやフロービズを使って効果測定に取り組む様子が見られた。

終盤に軽い降雨があったものの、気温27℃、路面温度37℃でスタートした鈴鹿でのオープニングセッションは最後までドライコンディションに恵まれた。

公式タイヤサプライヤーのピレリは2024年スペックの最終決定に向けて、2番目に硬いレンジのC1からC3までの3種類のコンパウンドに加え、現行C2よりグリップ力が高められたプロトタイプを各車、追加で2セット供給した。

ピエール・ガスリー(アルピーヌ)までのトップ12は全車が最も柔らかいソフトで計測ラップを走ったが、メルセデス勢とアルファロメオ勢の計4台はミディアムでのアタックで、彼らのペースは未知数だ。

2回目のフリー走行は日本時間9月22日(金)15時から1時間の日程で開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2023年F1第17戦日本GPフリー走行1(FP1)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダRBPT 1:31.647 25
2 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:32.273 +0.626 24
3 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:32.392 +0.745 24
4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:32.574 +0.927 25
5 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダRBPT 1:32.597 +0.950 21
6 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーチン・メルセデス 1:32.650 +1.003 23
7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン・メルセデス 1:32.713 +1.066 26
8 23 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:32.991 +1.344 24
9 40 リアム・ローソン アルファタウリ・ホンダRBPT 1:33.005 +1.358 28
10 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:33.040 +1.393 17
11 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダRBPT 1:33.043 +1.396 25
12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ・ルノー 1:33.129 +1.482 23
13 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:33.310 +1.663 24
14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ 1:33.448 +1.801 24
15 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:33.516 +1.869 22
16 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:33.699 +2.052 22
17 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:33.860 +2.213 24
18 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:33.975 +2.328 23
19 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ・メルセデス 1:34.212 +2.565 27
20 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 1:34.831 +3.184 23

コンディション

天気晴れ
気温27℃
路面温度37℃

セッション概要

グランプリ名 F1日本GP
セッション種別 フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称 鈴鹿サーキット
設立 1962年
全長 5807m
コーナー数 18
周回方向 時計回り

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