PUトラブルがF1イタリア予選結果に響いた、とセルジオ・ペレス
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セッション中のオイル漏れにより、急遽ホンダRBPT製パワーユニットの交換を強いられたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、この影響でFP3の走行時間が失われ、最終Q3に備えきれなかった事が予選結果に響いたと説明した。
9月2日のF1イタリアGP予選。2番手につけた僚友マックス・フェルスタッペンとのギャップは0.381秒と大きく開き、間にシャルル・ルクレール(フェラーリ)とジョージ・ラッセル(メルセデス)を許す5番手に留まった。
「今日はあんまり良い1日じゃなかった。新しいエンジンへの載せ替えが必要になってしまい、FP3の大部分を失った影響で、予選に入る前にソフトタイヤで走る時間がなく、Q3に備えきれなかった」とペレスは語る。
「全体的に今日の僕らはベストを尽くせてないと思う。チームは予選に間に合わせるために素晴らしい仕事をしてくれたけどね」
「金曜日は良かったし、昨日のレースペースもかなりいい感じだったけど、今日はそのパフォーマンスを活かせなかった」
「でも明日は力強いペースが発揮できると楽観的に思ってるし、フィールドを駆け抜けて上位に食い込めるよう最善を尽くすつもりだ」
失意の予選に終わったとは言え、チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「よく挽回した」と寄り添い、「明日はエキサイティングなレースを見せてくれるだろう」と付け加えた。
載せ替えられたのは既に開封済みの個体であっため、ペレスにグリッドペナルティが科せられる事はない。
2023年F1イタリアGP予選ではカルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。
決勝レースは日本時間9月3日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。