予選を終えてテレビメディアの取材に応じる12番手のリアム・ローソン(スクーデリア・アルファタウリ)、2023年9月2日(土) F1イタリアGP(モンツァ・サーキット)
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アロンソの砂利がなければ…とリアム・ローソン、角田裕毅に0.164秒差 。初入賞に自信

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キャリア2度目の公式予選で同じアルファタウリAT04を駆る角田裕毅に0.164秒差の12番手を刻んだリアム・ローソンは、路面に飛び散った砂利がなければQ3に進めたかもしれないと考えている。

骨折離脱のダニエル・リカルドに代わってステアリングを握った9月2日のF1イタリアGP予選でローソンは、チームメイトから0.26秒遅れの12番手でQ1突破を果たすと、Q2では更にギャップを縮めて11番手の角田裕毅に次ぐ堂々の12番手を刻んだ。

ヘルメットを脱いだローソンは「全体的にはセッションを重ねる毎に前進しているし、自信もついてきている」と振り返った。

「クルマ的な課題だけじゃなく、タイヤの違いによるグリップの変化とか、変更を加えた際にクルマにどんな影響が出るかという事も分かってきた。こういった事を学ぶのには兎に角、時間がかかるんだよね」

「2台ともがQ3にあと少しのところまでいったし、進める可能性は間違いなくあったけど、残念な事にアロンソが僕の目の前でコースアウトして砂利が飛んできてしまった。まあ、それがなかったとしてもギリギリだったかもね」

「改善できて満足だし、これからもっと良くなると思う。スタートポジションは悪くないし、2台とも近い位置にいるから、明日はチームのためにポイントを獲れると思う」


2023年F1イタリアGP予選ではカルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。

決勝レースは日本時間9月3日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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