FIA国際自動車連盟の正式発表を元に、2019シーズンF1第12戦ハンガリーGP初日FP2開始時点における各ドライバー毎のパワーユニット使用状況を以下にまとめる。ここ数戦としては珍しく、ハンガロリンクでの週末に先立ってエンジン交換を実施したマシンはなかったが、FP1を終えてメルセデスのバルテリ・ボッタスが新しいエレメントの封を切った。

チームは午後のセッションに向けて、今季2基目となるES及びCEを投入。ボッタスは午前の1回目のフリー走行でミスファイヤに見舞われていたが、今回の交換と関連があるかどうかについては、現時点では明らかにされていない。ただし、いずれもペナルティの対象外であるため、降格の心配はない。

なお、ルノー製エンジンを搭載するマクラーレンのカルロス・サインツは、FP1のセッション後半にパワーユニットの水圧に異常が発生。午後のFP2ではランド・ノリスがハイドロ系のトラブルに見舞われ、走行わずか1周でマシンを降りている。

1.6リッターV6ハイブリッド・ターボ導入6年目の今年は、ICE（内燃機関）、TC（ターボチャージャー）、MGU-Hが年間3基、ES（バッテリー）、CE（コントロールエレクトロニクス）、MGU-Kが年間2基までに制限され、これを越える交換を実施した場合はグリッド降格ペナルティが科せられる。

F1ハンガリーGP：パワーユニット投入状況

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