ホンダの2008年型F1マシン「RA108」copyright Honda Motor Co., Ltd

頑張れば買える!? ホンダF1の2008年型マシン「RA108」が3桁万円で手に入るゾ

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ホンダF1第三期を締め括る事となった2008年型F1マシン「RA108」が、頑張れば買えるかも(?)しれない金額で市場に売りに出されている。自宅ガレージに世界最高峰のレーシングカーを並べるチャンスだ。

レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリにパワーユニットを供給する現在のようなサプライヤーという立場ではなく、車体・エンジン双方をホンダの名の下に自社開発して作り上げられたRA108は、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが2008年シーズンのFIA-F1世界選手権でステアリングを握ったマシンだ。

2008年型ホンダF1「RA108」を駆るジェンソン・バトン
© Honda Motor Co., Ltd

車体はホンダの撤退後、2018年までザウバーでテクニカル・ディレクターを務めていたヨルグ・ザンダーと、技術部門を率いていた中本修平の陣頭指揮の下で開発が行われ、搭載された2.4リッターV8エンジン「RA808E」は700馬力を発生させた。

ミハエル・シューマッハと並びフェラーリ黄金期の立役者であるロス・ブラウンが新たにチーム代表としてチームに加わったこの年、来季にリソースの大部分を投じた事でシーズン半ばに開発がストップしてしまった事もあり、ホンダは表彰台わずか1回と苦戦。最終的にコンストラクター選手権9位の苦渋を舐める事となったが、その成果はこの年限りで撤退したホンダに代わり翌年のF1を戦ったブラウンGPのダブルタイトル獲得という皮肉な形で証明された。

今回racecarsdirect.comで売りに出たのはバトンが実戦で使用したシャシーナンバー「02」の個体でスペインGPの6位が最高位。ブラウンGPを買収したメルセデスF1チームがピットストップ練習に使用していたものだ。

フロントウイングとホイールはメルセデスのV6ハイブリッド無敗伝説が始まった2014年型「W05」のものに交換され、更に心臓部の「RA808E」はクアッドバイク用エンジンに換装されているものの、ギアボックスはオリジナルのホンダ製7速セミオートマチックのままとされている。

主としてピットストップ練習に使用されていたとの事だが、ハブとブレーキの状態は良好で、現在も走行可能な状態だという。

気になるお値段は7万ポンド。日本円にして1,000万円を切る約986万円という激安(?)価格が掲げられている。