ハースF1チームのピエトロ・フィッティパルディ、2020年F1サクヒールGPにて
Courtesy Of Haas F1 Team

ピエトロ・フィッティパルディ、2022年もハースF1のテスト兼リザーブを継続

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ウラルカリ・ハースF1チームは第22戦アブダビGPの開幕を翌日に控えた2021年12月9日(木)、2022年シーズンに向けて、ピエトロ・フィッティパルディとのテスト兼リザーブドライバー契約を1年延長したと発表した。

インディ500の2度のウィナーであり2度のF1チャンピオンでもあるエマーソン・フィッティパルディの孫ピエトロは、2019年にハースの公式テストドライバーを務めた後、2020年にテスト兼リザーブドライバーとして契約を更新した。

昨年は炎上クラッシュに見舞われたロマン・グロージャンの代役として12月のサクヒールGPでデビューを果たし、翌アブダビGPでもVF-20のステアリングを握った。初戦では見事87周のレースを完走。17位で終えた。その1週間後のヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦では19位フィニッシュを果たした。

25歳のブラジル人ドライバーは来年、テスト兼リザーブとしてハースでの3年目を迎える事になる。

ピエトロ・フィッティパルディは契約更新について「ウラルカリ・ハースF1チームとの関係を継続できる事になり、本当に嬉しく思っているし胸が高まっている」と語った。

「ハースでの数シーズンを経て、皆のことをまるで家族のように感じているし、これまで多くを学んできた。次世代F1マシンが導入される2022年も、引き続きチームに貢献していきたい」

「新しいVF-22がコース上で何を成し遂げるのか、チームの他のメンバーと同じように僕も楽しみにしている」

ギュンター・シュタイナー代表は数年間を共に過ごしてきただけに、契約を更新するという決断は「容易だった」と語った。

「長年に渡って我々と共に仕事をしてきたため、ピエトロはチームの内情をよく理解している。昨年は、必要に応じてドライブする準備ができていることを証明したし、2022年が楽しみだ」

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