F1王者フェルナンド・アロンソ創設のブランド「Kimoa」、米企業が買収
2度のF1ワールドチャンピオン、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が立ち上げたアパレルブランド「Kimoa」が、米マイアミに本社を構えるRevolution Brands International社によって買収された。これにより子会社のSimplyEVが米国におけるKimoaの優先販売権を取得した。
同社は2021年8月18日、Kimoa社の70%の株式を取得したと発表した。合意に基づきアロンソは25%の株式を保持し、グローバル・アンバサダーとして同ブランドのプロモーションを担っていく。
Revolution Brands International LLCは、電動スクーター、自転車、ボード、バイク等、環境に配慮したモビリティー並びにライフスタイル・アクセサリーをワンストップで提供するショップ「SimplyEV」の親会社だ。
「僕らはスポーツやモータースポーツ、そしてアクティブでグリーンなライフスタイルにインスパイアされたサステイナブルなスピリットと”ネバーサレンダー”な精神をテーマにKimoaを立ち上げた」とフェルナンド・アロンソ。
「SimplyEV社及びその姉妹会社と提携することで、オーガニック素材、先進的なアイウェア技術、スペインとポルトガルで製造されたテキスタイル製品の優れた品質など、僕らのブランドが持つストーリーを北米で展開できることを嬉しく思う」
SimplyEVのマウリシオ・ディアス社長は「フェルナンド・アロンソという世界的スーパースターと、彼が手掛けるKimoaブランドと手を組むことができ本当に嬉しい」との談話を発表した。
「このブランドはe-モビリティや、ファッショナブルかつサステナブルなアイウェアを通じて、環境に配慮したライフスタイルを推進するという我々のビジョンにマッチしている」
「アメリカにおけるKimoaの優先的販売店となった事を光栄に思う。今後数年以内に北米での販売拠点を50カ所に拡大することで、両ブランドと共に成長していきたい」