スプリントに向けてAT04に乗り込む角田裕毅(アルファタウリ)、2023年4月29日F1アゼルバイジャンGP
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アルファタウリF1、違反行為で処分…角田裕毅の召喚経て「安全な状態になかった」F1アゼルバイジャンGP

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F1アゼルバイジャンGPスプリントで発生した一件を受けスチュワードは、角田裕毅の22号車が「安全な状態になかった」と判断。スクーデリア・アルファタウリにペナルティを科す決定を下した。

「安全でない状態のクルマをリリースした疑い」あるいは「安全でない状態でリリースされた事を知りながらもクルマをドライブした疑い」があるとして行われた29日(土)の公聴会でスチュワードは、チーム代表者並びに角田裕毅本人から話を聞いた。

その上でポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、タイミング・データ、チーム無線、車載映像を確認し、アルファタウリが「安全でない状態にある22号車をコースに送り出した」と判断。F1競技規定第34条14項d違反があったとして、チームに5,000ユーロ(約75万8,380円)の罰金を科した。

角田裕毅は1周目のターン13で壁に接触。右リアタイヤが脱落し、リムを路面に擦り付けながらピットへと戻った。

スチュワードによると角田裕毅はピットに戻る際に、接触による影響は甚大で、レースを続行するのは難しいとの考えをチーム側に伝えていたが、チームは目視による確認を経て、新しいタイヤとリムに交換して再びコースに送り出した。

だが、リリース直後に右リアサスペンションが壊れ、角田裕毅は全長6kmものコースを低速で回った後に再びピットに入り、リタイヤする事となった。

スチュワードは「リリースする前に、クルマが安全かどうかを確認するためにもっとやれた事があるはず」だと主張。チーム代表者は、この主張を認めた。

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