F1、2023年中国GP中止を発表…史上最多24戦維持に向けて代替戦を検討

レッドブルRB15で上海インターナショナル・サーキットを走行するマックス・フェルスタッペン、2019年4月14日F1中国GPCourtesy Of Red Bull Content Pool

FIA-F1世界選手権は12月2日(金)、プロモーターおよび関連当局との対話を経て2023年中国GPの開催中止を正式発表した。代替レースの開催を検討する。

「ゼロ・コロナ」政策を続ける中国は防疫措置が他国に比べて厳しく、国内で感染が拡大する中、現在も一部都市がロックダウンによって閉鎖されている。

上海インターナショナル・サーキットでのレースは中止されたが、F1はこれに代わる開催候補を評価中との事で、あくまでも史上最多24戦の計画を推し進めるようだ。

中国グランプリは当初、シーズン第4戦として4月16日に予定されていた。第3戦オーストラリアGPは4月2日、そして第5戦アゼルバイジャンGPは4月30日と、中止に伴い4週間の空白が生じる。

F1のステファノ・ドメニカリCEOは1週間の開催前倒しを求めてアゼルバイジャン当局と話し合いに臨んだものの実現の見通しは立っていない。

開催候補地にはアルガルベ・サーキットを擁するポルトガルの名前が挙がっている。

F1中国GP特集

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