レッドブルRB15で上海インターナショナル・サーキットを走行するマックス・フェルスタッペン、2019年4月14日F1中国GP
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F1中国GP、2023年開催中止との報道…カレンダーに4週間の空白

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F1中国GPの2023年開催中止は避けられない事態となったようだ。F1は今年9月、2019年以来、4年ぶりのカレンダー復帰を発表したが、同国内の厳格な新型コロナウイルス対策を理由に開催が危ぶまれていた。

「ゼロ・コロナ」政策を続ける中国は新型コロナ防疫措置が他国に比べて厳しく、国内で感染が拡大する中、現在も一部都市がロックダウンによって閉鎖されている。

正式発表はないものの「BBC」は11月22日(火)、上海インターナショナル・サーキットを舞台とする来年のF1中国GPはキャンセルされる見通しだと伝えた。F1は一件に関するコメントを控えている。

濃厚接触者について上海市政府は現在、隔離センターでの5日間に加えて3日間の自宅隔離を義務付けている。チーム内で感染者が発生した場合、混乱は避けられない。

中国でのグランプリはシーズン第4戦として4月16日に予定されていた。第3戦オーストラリアGPは4月2日、そして第5戦アゼルバイジャンGPは4月30日と、中止の場合は4週間の空白が生じる。

伝えられるところによると、F1のステファノ・ドメニカリCEOは1週間の開催前倒しを求めてアゼルバイジャン当局と話し合っている最中だが、合意には程遠い状況だという。

アゼルバイジャンでのグランプリは市街地を仮設コースへと作り変える大規模な準備が必要であり、スケジュール変更は容易ではない。

交渉が合意に至らず代替レースが開催されない場合、来シーズンは当初の予定よりも1戦少ない23戦となるが、それでもなおレース開催数はF1史上最多となる。

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