Courtesy Of Alpine Racing
エステバン・オコン、F1ハンガリーGPで来季移籍先を発表か
サマーブレイクを前にエステバン・オコン(アルピーヌ)が2025年に向けてハースF1チームと契約を結んだとの情報があり、早ければ第13戦ハンガリーGPの週末にも正式発表される見通しだと英BBC Sportが報じた。
単なる憶測ではなく、この情報はオコンのマネジメントを務めるメルセデスと、ハースに近い「信頼できる情報筋」からもたらされたものだという。
小松礼雄率いる米国カナポリスのチームは、既に契約が発表されているオリバー・ベアマンとオコンという、若手とベテランを組み合わせたドライバーラインナップで現行規定の最終年に臨むことになりそうだ。
オコンの起用は、今季末限りでハースとの契約が満了を迎えるケビン・マグヌッセンのチーム離脱を意味する。
マグヌッセンが現役続行を懸けて狙えるシートは事実上、オコンの現所属チームであるアルピーヌ、ザウバー(アウディ)、そしてウィリアムズの3つに絞られる。
これら3つのシートの行方を握るのはカルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
ナンバー1指名のスペイン人ドライバーが決断を下せば、ドミノ倒し的に全てのチームのシートが埋まる可能性がある一方、サインツがメルセデスまたはレッドブル移籍の夢を捨てられない場合、マーケットは当面の間、硬直状態となる恐れがある。