ダニエル・リカルド（RBフォーミュラ1）は4月19日(金)の2024 F1第5戦中国GPスプリント予選で今季初めて、グリッド争いでチームメイトの角田裕毅を上回る結果を残した。

低調からの巻き返しに向けて新しいシャシーを手にしたリカルドは、SQ1でチームメイトに0.571秒差をつけSQ2に進出すると、ハースの2台に続く14番グリッドを持ち帰った。

「14番手という結果は、特に興奮するようなものじゃないけど、今朝から順調でプラクティスではトップ10に入ったし、個人的にはかなり良い1日だったと思う」とリカルドは振り返る。

「ただ、タイヤを1セットしか使わずにSQ2に進んだクルマがいたし、Q3に進むのは難しいとは思っていたけど、コース上でのフィーリングは確実に良くなってきているし、それが励みになった」

「僅差だった。そんなに大喜びするようなポジションじゃないけど、個人的には小さな道を歩んでいる中、ポジティブな1日だった」

鈴鹿での前戦日本GPでリカルドは、アレックス・アルボン（ウィリアムズ）との接触によりレースを僅か1周で終える事となったが、今週末は土曜にスプリント、日曜に決勝と、2回に渡ってレースが行われる。

スプリントについてリカルドは「ポジションを上げて戦えるチャンスはある。ここはオーバーテイクが可能なサーキットだからね。ターン6とかターン14とか」と意気込む。

「この前のレースはあまり長く続かなかった。だから今週末は2回、レースをするチャンスがあるから本当に楽しみだ」

2024年F1中国GPスプリント予選ではランド・ノリス（マクラーレン）がルイス・ハミルトン（メルセデス）を大差で退けポールポジションを獲得した。

スプリントは日本時間4月20日(土)12時から、公式予選は同16時から1時間に渡って上海インターナショナル・サーキットで開催される。レースとセッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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