2019年F1ブラジルGP決勝レースの様子copyright Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

メルセデス、レッドブル・ホンダの直線速度に為す術なし「格好の餌食されてしまった」F1ブラジルGP《決勝》

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メルセデスは2019年F1第20戦ブラジルGPで、1台を珍しくも信頼性トラブルで失い、もう1台は完走したものの、最終盤のクラッシュのためにタイムペナルティを科され、7位という結果に終わった。指揮官トト・ウォルフ不在の中で初めて挑んだレースは、忘れ去りたい一戦となってしまった。

終盤に差し掛かろうかという52周目、シャルル・ルクレール(Ferrari)と4番手争いを繰り広げていたバルテリ・ボッタスが、突如車体後方から白煙を吐きバックストレート上でマシンストップ。セーフティーカーが導入された。

現時点では詳しい原因は明らかにされていないが、テクニカル・ディレクターのジェームス・アリソンは「序盤からオイル消費に問題が出ていたためモニタリングしていたものの、状況が悪化してしまった」と述べ、油圧が喪失した事がリタイヤの引き金になったと明かした。

一方のルイス・ハミルトンは、残り2周で2番手アレックス・アルボン(Red Bull)に仕掛けた際に接触。アルボンはスピンを喫して最後尾に転落したが、ハミルトンは体勢を立て直して3位フィニッシュした。だがレース後に、一件の非はハミルトンにあるとして、5秒ペナルティの裁定が下り7位へと降格した。

ジェームス・アリソンは今日の敗因について「事実は単純で、今日の我々にはレッドブル勢ほどの速さがなかった」と説明し、ハミルトンは「今日のレッドブルは尋常じゃない速さだった。ストレートでは格好の餌食にされてしまった」と語った。

ハミルトンはレースで終始マックス・フェルスタッペンと争い、ピット戦略で2度ほどラップリーダーの座を奪ったものの、いずれもその翌周に、ホームストレート終端でいとも簡単に交わされてしまった。

メルセデス:F1ブラジルGP決勝

ルイス・ハミルトン決勝: 7位, グリッド: 3番手

素晴らしいレースだった。僕は徹底的に楽しめた。リザルト的には残念だったけど、見ていたファンの皆にも、楽しいって思ってもらえれば嬉しい。

僕は常に誰とも接触なんてしたくないって思ってる。アレックス(アルボン)には申し訳なく思ってる。あれは当然、後ろからコーナーに入っていった僕の責任だ。彼は素晴らしい仕事をしていたのに。だから謝りたい。

今日は完全に全てを出し尽くした。マックス(フェルスタッペン)についていくために、これでもかって言う位にハードにプッシュし続けたけど、今日の僕らにはついていけるだけのペースはなかった。

レッドブルは勝利に相応しい仕事をした。おめでとう。今日の彼らは尋常じゃなく速く、ストレートではカモ扱いにされてしまった。彼らの方が一枚上だったよ。

今シーズンも後1レースを残すのみだ。アブダビでは今日より良い結果を出すために頑張るつもりだ。

バルデリ・ボッタス決勝: DNF, グリッド: 4番手

リタイアする前の段階から、全体的に難しいレースだった。ペースが不足していたんだ。原因を調べる必要がある。

ハードタイヤに履き替えての1ストッパーを狙ってたんだけど、最後までタイヤが保ちそうになかったから、もう一度ピットインすることにした。こういう形で戦略を変更するのは理想的とは言えないけど、完走できなかったんだから大した問題じゃない。

まだ詳細は分からないんだけど、突然パワーが無くなってしまったんだ。何が起きていたのかを調べなきゃならない。僕がリタイヤした後にも色々とアクシデントが起きていたから、生き残れてたら面白かったのにって思うと本当に悔しいけど、今はもうアブダビに気持ちを切り替えた。良い結果でシーズンを締め括りたい。


11月17日(日)にインテルラゴス・サーキットで行われた2019年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、通算8勝目を上げた。

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