ベルギーGP決勝レースに臨むトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー
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14位ハートレー、ガスリーのポイント獲得を助けるサポート役を担当

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第13戦F1ベルギーGP決勝レースを14番手で終えたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーはレース後、チームとして確実にポイント獲得するため、ピエール・ガスリーのサポート役を演じていた事を明かした。

ハートレーは8月26日(日)の決勝を11番グリッドからスタート。オープニングラップのターン1で発生した多重クラッシュの影響を受け、ウィリアムズの2台とザウバーのマーカス・エリクソンに対してポジションを失い、開始早々に難しい状況に追い込まれた。

ポイントを確実に獲得するためガスリーをサポート

ブレンドン・ハートレー決勝: 14位, グリッド: 11番手

今日のレース展開は満足できるものじゃなかった。コース上で何度か良いバトルができたけど、決して楽じゃなかったしね。

1周目のターン1の出口に差し掛かった時、僕はダニエルの右後ろにいたんだけど、彼がキミ(ライコネン)と接触してウイングを失った事で前を塞がれてしまい、オー・ルージュの手前で2台のウィリアムズとザウバーの1台に抜かれてしまったんだ。混乱に巻き込まれる形でポジションを失ってしまい、レース開始早々に早くも厳しい状況に置かれてしまった。

僕の入賞のチャンスが無くなってしまうのは分かってたけど、もう1台のマシンのポイント獲得を確実なものにするため第一スティントをかなり長く引っ張ったんだ。ピエールのマシンとは異なる戦略を採用し、硬い方のコンパウンドでレースをスタートしたから、スタート直後のターン1で不利な立場に置かれるリスクは分かってたさ。でも戦略を分けるっていう事はそういう事なんだよ。次のモンツァが連続開催で良かったよ。落ち込んでる暇がないからね。


レースを振り返ったホンダのホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは「ガスリーの9位入賞はチーム全員の努力の賜物」と述べ、ハートレーの裏方仕事をねぎらった。

決勝はオープニングラップで4台が絡む連鎖的なクラッシュ事故が発生。計5台がリタイヤを喫する波乱のレースとなった。優勝はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番グリッドからポールシッターのルイス・ハミルトンを抜き去り今季5勝目。ハミルトンは2位でチェッカーを受けた。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。

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