セッションに向けて準備を進めるアルファロメオのロバート・クビサ
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ロバート・クビサ、DTM閉幕を経てF1バーレーンGPでアルファロメオC39をドライブ

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アルファロメオ・レーシングは第15戦バーレーンGP開幕を翌日に控えた11月26日(木)、リザーブドライバーを務めるロバート・クビサがキミ・ライコネンに代わって1回目のフリー走行に出走すると発表した。

クビサはマシン開発の一環として今年既に、シュタイヤーマルク、ハンガリー、イギリスの3回のグランプリでFP1セッションを走行している。バーレーンではこれまでと同じように、マシンのステアリングを握るだけでなく、エンジニアリング・ブリーフィングやその他テクニカル・ミーティングにも参加する。

クビサは今年、F1での業務と並行してBMW Team ARTからドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参戦していた。ゾルダー・サーキットでは3位表彰台に上がるなどシーズン終盤に印象的なパフォーマンスを残したが、最終的にはランキング15位に終わった。

「F1のドライビングシートに戻ってくるのは8月以来だね。本当に嬉しいよ」とクビサ。

「随分時間が空いたように思われるかもしれないけど、ファクトリーでのシミュレーター作業やDTMプログラムで本当に忙しかったから、僕としてはあっという間って感じだ。DTMは閉幕したし、これからはアルファロメオ・レーシング・オーレンでの職務にフルタイム復帰する」

チーム代表でザウバー・モータースポーツAGの最高経営責任者でもあるフレデリック・バスールは「チームに対する今年これまでのロバートの貢献は大きく、ここバーレーンで彼が持つ経験とスキルを最大限に活かす事ができれば、チームとしては更なる進歩の道を歩み続ける事ができるはずだ」と述べ、クビサへの期待感を示した。

1周5412m、全15コーナー、4本のロングストレートを持つエンジン全開率65%のバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるF1バーレーンGPは、日本時間11月27日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。

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