夜のバーレーン・インターナショナル・サーキットを走行するレッドブル・ホンダRB15
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ホンダF1、今季最終3連戦へ「良い形でシーズンを締め括れるよう全力で挑む」と田辺TD

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ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが、トワイライトレースとして開催される2020年FIA-F1世界選手権第15戦バーレーンGPに先立って抱負を語った。

ホンダエンジン勢は昨年のグランプリでマックス・フェルスタッペンが4位、当時レッドブルに在籍していたピエール・ガスリーが5つ順位を挽回して8位、そしてトロロッソのアレックス・アルボンが9位フィニッシュを果たしてデビュー2戦目にして初ポイントを獲得した。ダニール・クビアトは接触とペナルティの影響もあり12位完走に終わった。

レッドブル・ホンダは現在、240ポイントを獲得してコンストラクターズランキング2位、アルファタウリ・ホンダは89ポイントで同7位につけている。現実的にはいずれも各々のポジションのままにシーズン閉幕を迎える可能性が大きい。

なお期待されていた角田裕毅のフリー走行出走に関する情報はない。メディアスケジュール上でも、初日セッション後のアルファタウリの会見ドライバーはガスリーとクビアトのみで、角田裕毅の名前はない。

良い形でシーズンを締め括りたい

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

難しいコンディションの中で行われたトルコGPを終えて、中東でのシーズン最終3連戦の初戦が開催されるバーレーン・インターナショナル・サーキットに向かいます。

2週連続の同一会場でのレースとしては今年、レッドブル・リンクとシルバーストン・サーキットでのグランプリがありましたが、バーレーンではまず例年通りのレイアウトでレースを行い、翌週にはアウタートラックという異なるレイアウトでレースを行います。また第15戦はトワイライトレース、第16戦はナイトレースと、開催時刻も変化します。

バーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックのコースレイアウト図
アウタートラックのコースレイアウト図

バーレーンGPは例年、シーズン序盤の3月から4月にかけて行われますが、今年はコロナ禍の影響で第2戦の4月に行われる予定が延期となり、このタイミングでの開催となりました。とは言えバーレーンの気候は年間を通して比較的安定しており、気温などのコンディションはそれ程大きく変わりません。

P1とP3が行われる日中と、P2・予選・決勝が行われる夕刻とでは気温が大きく異なります。過去のデータを参考にしつつバーレーン特有のセットアップを突き詰めるなどして、レースに向けて準備を進めます。

前戦のトルコGPではレッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ共に悔しいレースとなりました。両チームと共に良い形でシーズンを締めくくれるよう、まずは3連戦の初戦である今週末のレースで良い結果が得られるよう全力で挑みます。

シーズン終盤も過密日程であり、メンバーにも疲れが溜まってきていますので、コロナ対策に加えて体調管理にもいつも以上に気を遣っていきたいと思います。


バーレーンGPの舞台となるのは、1周5412m、全15コーナー、4本のロングストレートを持つエンジン全開率65%のバーレーン・インターナショナル・サーキットだ。

ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、残り10周というところでレースを終始先導していたシャルル・ルクレールのICE(内燃エンジン)に燃焼異常トラブルが発生。予選3番グリッドのルイス・ハミルトンが逆転優勝を飾り、2位にバルテリ・ボッタスが続く結果となった。

F1バーレーンGPは、日本時間11月27日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。

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