マスクを手で抑えるレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2020年F1トスカーナGPにて
Courtesy Of Red Bull Content Pool

アレックス・アルボン、RB16の予測可能性が向上「僕の方の状況は改善してきている」

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンが、2020年FIA-F1世界選手権第15戦バーレーンGPに先立って抱負を語った。トロロッソ・ホンダ在籍時の昨年のレースでは9位フィニッシュを果たし、デビュー2戦目にして初ポイントを獲得した。

契約を有しているものの来季シートが決まっておらず、セルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグに脅かされているアルボンは、残り3レースでヘルムート・マルコに自らの速さと強さを証明しなければならないが、手を焼き続けてきたRB16のピーキーなキャラクターは改善傾向にあり、バーレーンでの週末を心待ちにしているという。

アレックス・アルボンバーレーンGPに向けて

前戦はあなたにとって最も力強い週末となりました

そうだね、僕にとって良い週末だった。幾つか変更を加えた事でクルマの挙動がより予測しやすくなったんだ。

それにチームとしても本当に好調だった。週末の出だしの好調さを考えるとリザルト的には少し悔しいものがあるけど、トルコでの週末からは多くの前向きな材料が得られた。

トルコGPは視界が限られた悪条件の中でのレースでした

良い意味でバタバタしたレースだったけど、本当にトリッキーで簡単にミスしてしまうような状況だった。こういう時はコンディションに的確に対処し、限界を探りながら様々なラインを試す事が大切なんだ。

RB16はよりドライブしやすいものになってきています。バーレーンのコースを熟知しているとの事ですが抱負をお願いします

トルコでは力強い週末を過ごすことが出来たし、良い方向に向かって進んでいると確信してる。僕の方の状況は改善してきているし、シミュレーター上でのクルマにも満足できているから、バーレーンで何ができるか今から楽しみだよ。


バーレーンGPの舞台となるのは、1周5412m、全15コーナー、4本のロングストレートを持つエンジン全開率65%のバーレーン・インターナショナル・サーキットだ。

ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、残り10周というところでレースを終始先導していたシャルル・ルクレールのICE(内燃エンジン)に燃焼異常トラブルが発生。予選3番グリッドのルイス・ハミルトンが逆転優勝を飾り、2位にバルテリ・ボッタスが続く結果となった。

F1バーレーンGPは、日本時間11月27日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。

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