F1バーレーンGP、オーバーテイクの増加を目指しDRSゾーンを拡大
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FIA国際自動車連盟はオーバーテイク数の増加を目指し、F1バーレーンGPの舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットの第二DRS区間を100m延長する事を決定した。今年は最終15コーナーを抜けて170mの地点からDRSの使用が可能となる。
DRS(ドラッグ・リダクション・システム=空気抵抗低減システム)は、走行中にリアウイングの角度を変化させることで空気抵抗を削減、速度アップを図るデバイスだ。使用が許可される区間をDRS区間、DRSゾーンと呼ぶ。
第一DRSゾーンに関しても若干の変更が行われた。9コーナー奥に設置されていた第一DRSゾーンの検知ポイントが9コーナーの10m手前に移動、第一DRSゾーン開始地点は10コーナーを50m抜けた先へと変更された。
昨年導入された新規約の影響で追い抜きの機会が減る中、F1は3月25日に行われた開幕オーストラリアGPに3番目のDRSゾーンを追加。だがその効果は限定的で、DRSを使用したオーバーテイクは昨年と同じ僅か3回に留まった。
第二戦F1バーレーンGPは、日本時間4月06日(金)20時からのフリープラクティスで幕を開ける。