ピエール・ガスリー、接触で5番グリッド活かせずDNF「レースは早々に終わってしまった」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、3月28日に開催されたF1バーレーンGP決勝レースを5番グリッドという有望な位置からスタートしたものの、リタイヤ(17位完走扱い)という失望の結果に終わった。
ニキータ・マゼピン(ハース)がオープニングラップで単独クラッシュを演じた事で、レースはいきなりセーフティーカーが導入される波乱の展開となった。
4周目にレースが再開された直後、ガスリーはダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触。フロントウイングとフロアを破損し、予定外のピットインを強いられた。
クルマへのダメージは大きくAT02に挽回できる力は残っておらず、終始後方でのレースを強いられたガスリーは、チーム曰く「ギアボックスに懸念事項が確認された」ため52周目にガレージにマシンを収めてヘルメットを脱いだ。
レースは早々に終わってしまった
ピエール・ガスリー決勝: 17位(DNF), グリッド: 5番手
今週末は終始すごく良い状態だったから今日の結果には本当にがっかりだよ。
5番手スタートという事で大量ポイントを狙っていたのに、4周目にダニエル(リカルド)との接触があった事で僕のレースはほぼ終わってしまった。
フロントウイングを失い、フロアにもダメージを負っていたから、わずか1周の間にかなり後方まで下がってしまい戦線離脱を余儀なくされてしまった。
今週末の良いペースに見合うような結果を手に入れられず本当に残念だ。でもポジティブな材料もたくさんあったから、次のイモラでそれを活かしていきたい。
3月28日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2021年F1開幕戦バーレーングランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールシッターのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を交わして逆転勝利を挙げた。3位表彰台にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。