5番手フェルスタッペン、タイヤの問題解決せず「酷い状態だった」F1バーレーンGP《予選》
30日土曜に行われたF1第2戦バーレーンGP予選を5番手で終えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは「酷い状態だった」と語り、依然としてソフトタイヤを装着した状態のマシンバランスに苦戦していた事を明かした。
今週末のレッドブル・ホンダRB15はC3コンパウンドを履いた状態でのバランスが悪いようで、ピエール・ガスリー共々、リアセクションの課題を訴えていた。フェルスタッペンは初日を終えた昨日、予選までには改善できるはず、との見通しを示したが、残念ながら叶わなかったようだ。
本来であればメルセデスの2台に割って入る活躍を見せたいところであったが、予選ではシルバーアローではなくハースやマクラーレンと僅差のバトルを強いられる状況。余裕がないだけに新品タイヤを温存する事も出来ず、フェルスタッペンはQ3での1回目の走行を見送り、ワンチャンスで結果を出す他になかった。
依然タイヤに苦戦「酷い状態だった」
マックス・フェルスタッペン予選: 5位, FP3: 8位
今週末はマシンバランスに苦しんでいて、特に一番柔らかいソフトタイヤでの走行に問題を抱えていた。予選ではオーバーステアがひどく、アクセルを踏み込もうとするとクルマが横滑りしてしまい、コーナーのアプローチやバランス感覚を掴むのが難しかったんだ。
Q3では1度しかアタック出来なかったから、一か八かの勝負だったけど、全てやり切ったと思う。フェラーリとメルセデスの後ろなんだから嬉しいはずがないけど、Q1とQ2を走ってた時はもっと苦しい結果を予想してたから、5番手にはちょっと満足感もある。
明日は面白くなるんじゃないかな。今週末の僕らは、ミディアムタイヤでのロングランで良いパフォーマンスを見せるし手応えもあるから、決勝レースではもっと戦えると思う。
ポールポジションはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。2番手はチームメイトのセバスチャン・ベッテルが確保。復活を遂げた跳馬がフロントローを独占した。
2019年F1第2戦バーレーングランプリ決勝レースは、日本時間3月31日(日)24時10分から行われ、1周5412mのコースを57周する事で勝敗を決する。