決勝に臨む前のトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボン、2019年F1アゼルバイジャンGP
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11位アルボン「第一スティントを引っ張り過ぎた事が敗因」F1アゼルバイジャンGP《決勝》

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28日(日)のF1第4戦アゼルバイジャンGP決勝レースを11位で終えたトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボン。バクー市街地コースで行われた自身のレース内容を振り返った。

キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのアルファロメオ勢の降格により、11番グリッドからスタートしたアルボンは、チームメイトのダニール・クビアトが6周目という早い段階でピットインしたのに対して、第一スティントを11周目まで先延ばしにした。

ペースの上がらないソフトスタート勢は、その2・3周前に一斉にタイヤ交換に動いており、ピットストップを終えたアルボンは9番手から最後尾20番手へと一気に転落。ミッドフィールドの混戦後方に沈んだ事で、挽回のチャンスを掴む事が出来なかった。

第一スティントを引っ張り過ぎた事が敗因

アレックス・アルボン決勝: 11位, グリッド: 11番手

ポイントまであと一歩でのフィニッシュなんて望んじゃいないさ。蹴り出しは問題なかったけど、他のマシンに周りを囲まれてしまい、ひしめき合いながら間違ったタイミングでスタートした結果、ターン1の出口で壁に当たってしまった。その後の数コーナーは気をつけて走ったよ。

僕らのペースは悪くなかったけど、第一スティントを引っ張りすぎた事でタイムを失ってしまった。ピット後は中団グループの後ろに回る形になったんだけど、凄い混戦で混雑していた。抜け出して挽回するだけのペースはなかったよ。でも、最終的に何台かオーバーテイクできて楽しかった。今日のメインはそれかな!


51周で争われた決勝レースでは、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウイン。通算5勝目を上げて優勝した。2位はルイス・ハミルトン。シルバーアローが4連連続1-2を達成した。3位表彰台にはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが滑り込んだ。

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