角田裕毅、笑顔なき昇格後最高位―吐露した”本音”と「希望から自信へ」の手応え

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角田裕毅は2025年F1第17戦アゼルバイジャンGP予選で、レッドブル・レーシング昇格後最上位となる6番手を記録したものの、荒れた展開の中で納得のいく走りができなかったと振り返り、「もっと良い結果を期待していました」と複雑な胸の内を明かした。

荒れた予選、上位進出のチャンス逃す

強風に加えて小雨が降り、計6回もの赤旗によりセッションが中断される難しい条件であったことを踏まえれば、6番手という結果は決して悪いものではない。だが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得。その差は1.026秒と大きく開いた。

この日の結果について角田は「前向きに受け止めています。レッドブル・レーシングで経験した予選の中では一番良いポジションですし…この手の予選では酷いことになる可能性もあるので」と一定の手応えを示した。

だが、少し間を置いて、「正直、Q3の走りにはあまり満足していません」と吐露し、さらに「もっと良い結果を期待していました」と悔しさをにじませた。それでも「6番手という結果は受け入れています。明日が楽しみです」と前を向いた。

この日の予選では、シャルル・ルクレール(フェラーリ)やオスカー・ピアストリ(マクラーレン)といった有力候補がクラッシュにより脱落。フロントロウにはカルロス・サインツ(ウィリアムズ)、2列目にはリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が並ぶなど、角田にもさらなる上位を狙う余地はあった。

手応えのロングラン「希望から自信へ」

一方で、初日フリー走行では、これまで一貫して課題としてきたロングランペースへの光明が見えた。これは明日のレースで更に巻き返す上での「希望」になるか?と問われた角田は、こう答えた。

「通常なら“希望”と言うところですが、FP2のロングランで、それが“希望”というより“自信”に変わりました。そこはポジティブな点です。自分のドライビングスタイルを調整し、クルマに幾つかの変更を加えた結果です」

ただし慎重な姿勢も崩さない。

「ロングランは一度しか行っていないため、明日のレースでそれをもう一度再現する必要がありますし、同時にさらに質を高めていく必要があります。まだ僕が目指しているレベルには到達できていないため、明日はあのペースでラップを重ねて精度を高めつつ、同時にポジションを上げていくことが目標になります」

来季残留へ正念場を迎える角田にとって、決勝では確実な結果が求められる。予選結果以上に自信を示したレースペースを武器に、上位進出を狙う。


2025年F1アゼルバイジャンGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にカルロス・サインツ(ウィリアムズ)、3番手にリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間9月21日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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