厳しい表情を浮かべるレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年7月4日F1オーストリアGP決勝にて
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セルジオ・ペレス、ルクレールに直接釈明「シャルルのレースを台無しにしてしまった自分を不甲斐なく思う」

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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスはF1第9戦オーストリアGPでのレースを振り返り、シャルル・ルクレール(シャルル・ルクレール)のレースを「台無し」にしてしまったとして「自分を不甲斐なく思う」と語った。

中盤の見所の一つは、8番手争いを繰り広げていたペレス対ルクレールのバトルであったが、ペレスは2度に渡ってルクレールをグラベルへと追い込む恰好となった。

まずは41周目。ターン4で仕掛けたルクレールをペレスが押し出す形となり、1回目の5秒ペナルティが科された。

その後両者はターン5でも同様にサイド・バイ・サイドとなり、再びコース外に追いやったとしてペレスに追加の5秒タイムペナルティーが科された。

最終的にペレスは6位でフィニッシュし、序盤のランド・ノリス(マクラーレン)との攻防の際に10番手にまで転落した遅れを幾らか取り戻したものの、本人としても後味の悪いレースとなったようだ。

自分を不甲斐なく思う

セルジオ・ペレス決勝: 6位, グリッド: 3番手

率直に言って今日のレースには満足していない。4周目にランド(ノリス)にブレーキングで仕掛けたところ、コース外へ押し出されてしまい僕のレースは終わってしまった。

シャルル(ルクレール)とのインシデントに関しては改めて見返してみる必要があるけど、2度とも僕の方が前に出ていたように思う。特に2度目の方はね。でも今は何とも言えない。

2度目のターン6ではブレーキングをできる限り遅らせた際にリアを失ってしまった。その時はダーティーエアーの中にいたし、タイヤもかなり古くなっていた。

ああいったレースは僕の望むものじゃないし、シャルルのレースに影響を与えてしまって本当に申し訳なく思っている。他のドライバーのレースを台無しにしてしまった自分が不甲斐ない。

彼と話をして、自分の立場からあの一件について説明したけど、明らかにそれだけで十分だとは思っていない。

ただ、マックスやチームの事に関しては嬉しく思っている。自分達のホームコースであるレッドブル・リンクで更にポイントを重ねられたわけだからね。気持ちを切り替えて、次のシルバーストンを楽しみにしたい。


7月4日(日)にレッドブル・リンクで行われた2021年F1第9戦オーストリアグランプリ決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位はランド・ノリス(マクラーレン)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果だった。

シルバーストン・サーキットを舞台とする次戦イギリスGPは7月16日のフリー走行1で幕を開ける。

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