レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とホンダF1の山本雅史MS部長
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ホンダとの初レースで表彰台に上がれて最高、とレッドブル / オーストラリアGP《決勝》

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17日(日)に行われたF1オーストラリアGPを振り返ったレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「ホンダとの初レースで表彰台に上がれて最高」と語り、幸先良くシーズンをスタートできたと喜んだ。

アルバート・パーク・サーキットでの開幕戦でレッドブル・ホンダ勢は、予選4番手のマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得。17番手スタートのピエール・ガスリーが11位完走という結果となった。フェルスタッペンがメルボルンで表彰台に上がったのは今回が初めてであった。

ホンダとの初レースで表彰台に上がれて最高

クリスチャン・ホーナーチーム代表

新しいパワーユニット・パートナーにホンダを迎えてのシーズン最初のレースを、表彰台獲得というリザルトで終えることが出来て本当に最高だ。ホンダにとっては2008年以来のトップ3フィニッシュになったわけだしね。

今日のマックスは驚くべきパフォーマンスを発揮してくれた。堅実なスタートを切った後は、見事な作業によって最速のピットストップを行い、C3コンパウンドのアドバンテージを活かして、セバスチャン(ベッテル)を豪快にパスしてみせた。追い抜けるほど十分に接近する事は出来なかったものの、レース終盤にはルイスにプレッシャーをかけ続けた。

ピエールは17番グリッドからポイント圏内を目指して戦ったものの、ここはオーバーテイクが困難な事で悪名高いコースだ。懸命にクルマをドライブして上位を目指したものの、ポイントという形で報われず残念に想っている。彼は一生懸命レースをしていたし、いずれ躍動する時が来る事を私は確信している。シーズン開幕戦を有望な結果で終える事ができた。次はバーレーンの番だ。


58周で争われた決勝レースでは、フロントロー2番グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタスが22戦ぶりに優勝。2位にはルイス・ハミルトンが続き、メルセデスAMGが1-2を果たした。3位表彰台はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。ホンダにF1復帰後初の表彰台を捧げた。

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