アルピーヌのローラン・ロッシCEOとフェルナンド・アロンソ (2)
Courtesy Of Alpine Racing

フェルナンド・アロンソ、2022年アルピーヌF1残留が正式決定

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アルピーヌF1チームはF1第12戦ベルギーGPの開幕を翌日に控えた2021年8月26日(木)、2度のF1ワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソが2022年も同チームからF1に参戦する事を正式発表した。

7月のハンガリーGPでキャリア初優勝を飾ったチームメイトのエステバン・オコンはシーズン序盤の時点で既に3年の契約延長を締結している事から、英国エンストンのチームは来季も同じドライバーラインナップでシーズンを戦う事になる。

アルピーヌのローラン・ロッシCEOとフェルナンド・アロンソ (1)Courtesy Of Alpine Racing

アルピーヌのローラン・ロッシCEOとフェルナンド・アロンソ

アロンソは契約延長に際して「とても嬉しい。このチームは最初から僕を快く迎え入れてくれた。おかげですぐに自宅にいるような心地よさを覚えた。エンストンやヴィリー=シャティヨンの優秀なスタッフ達と今後も共に仕事ができる事を嬉しく思う」と語った。

「今シーズンは誰にとっても難しいシーズンだが、ハンガリーでの結果が示しているようにチームとしては進歩している。僕らは今シーズンの残りの期間はもちろん、F1に新しいレギュレーションが導入される来年以降も、より良い思い出を作っていく事を目標にしている」

「僕はこれまで、このスポーツには公平な競争条件と変化が必要だと訴えてきたが、2022年シーズンはまさにそういった年になる事が予想される。残りのシーズンと2022年シーズンにアルピーヌからエステバンと共にレースを戦う事を楽しみにしている」

2年間のF1活動休止期間を経て、アルピーヌ(旧ルノーF1チーム)との1年契約(1年の延長オプション付き)を結んで今年、F1に復帰したアロンソは、序盤数戦こそ慣れないマシンに手を焼く場面があったものの、ブランクを感じさせない巧みなレーステクニックと速さを存分に発揮している。

特にハンガリーGPでの4位入賞は今季のベストリザルトというだけでなく、2014年以来のF1におけるベストリザルトともなり、ルイス・ハミルトンへの防衛戦を通じてオコンと”アルピーヌF1チーム”にとっての初優勝に多大な貢献を果たした。

アルピーヌのローラン・ロッシCEOは「フェルナンドの洞察力と経験から大きな恩恵を受けることができるのは間違いない」と述べ、アロンソとの契約延長は2022年に導入が予定されている次世代シャシー及びパワーユニットの開発という点でも重要だと強調した。

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