ピットレーンで観客に手を振るフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)、2024年7月20日F1ハンガリーGP予選
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ノリスとは対照的に約束反故のストロール、入賞を失うもアロンソは”穏便対応”…角田攻略オーダーを巡り

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アストンマーチンのチームオーダーはマクラーレンのそれとは異なる結末に至った。角田裕毅(RB)攻略のために先行ポジションを得たランス・ストロールは、フェルナンド・アロンソにこれを返さず10位でフィニッシュした。

F1ハンガリーGPでランド・ノリスは不本意ながらもチームの指示に従って優勝の座をチームメイトに明け渡したが、父ローレンスが所有するチームでステアリングを握るストロールはノリスとは対照的な行動に出た。

最終盤、アストンのピットウォールはアロンソに対し、よりフレッシュなタイヤを履く後方ストロールを先行させるよう指示。アロンソがポジションを入れ替えるとレースエンジニアのクリス・クローニンは「もし彼が捕まえられなかったら、後で入れ替える」と伝えた。

ストロールに対しても、角田裕毅をオーバーテイクできなかった場合、ポジションを戻すとの条件で入れ替えを行うとの指示が飛んだ。チームオーダーなしに自力でアロンソを交わせると考えていたストロールは不満を示しながらも「OK」と返したが、これに従うことはなかった。

ストロールは角田裕毅を追い回したが交わすには至らず、最終ラップに入るとレースエンジニアのアンドリュー・ヴィザードは「ランス、今追い抜かないならライン手前でポジションを戻さないとダメだ。フェルナンドは4秒後方にいる。後方からのプレッシャーはない」と伝えた。

そしてフィニッシュラインが近づくと再び「ランス、下がった方がいい。フェルナンドを先行させろ。彼は4秒後方だ」と警告したが、ストロールはこれに答えず10位でフィニッシュした。

約束が果たされず11位フィニッシュに終わり、1ポイントを失った2度のF1ワールドチャンピオンはチームメイトを非難しなかった。

母国スペインの日刊スポーツ紙マルカによるとアロンソは「あまり気にしていなかった。チームのための1ポイントだから、どちらのクルマが獲得するかは重要じゃない」と振り返った。

「最終コーナーまでツノダを追い抜こうとしていたと思うから、やるべきことをやったのだと思う」

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