フェルナンド・アロンソ、eSPORTSチーム「FA RACING-G2」を設立しチーム代表に就任。ゲーム市場に参入

アロンソが設立したFA RACING-G2copyright G2 Esports

フェルナンド・アロンソは、24日(金)、マクラーレンの公式スポンサーを務めるロジクールと共にeスポーツ(オンライン上で複数人が対戦するビデオゲーム)に参戦する事を発表した。両者とeスポーツの先駆者G2エスポートは「FA Racing G2 Logitech G」と呼ばれる合弁チームを設立、F1公式のeSportsレースのほか、他のオンラインゲームシリーズに参戦する。G2エスポートとロジクールとは先日16日にグローバルパートナーシップを発表したばかり。

マクラーレン・ホンダは今年の開幕オーストラリアGPでロジクールとパートナーシップ締結を発表。アロンソはeスポーツの今後の市場拡大に注目しており、自身の名を冠したチームを持つことで先行投資を狙う。チームにおけるアロンソの役割は”チーム代表”、現時点では自身がドライバーとして参加する事はない模様。

発表と同時にFA Racingの公式サイト及びFacebook、Twitter、Instagramの各種ソーシャルアカウント及びティーザー動画が公開されたが、詳細は伏せられており、後日詳しい内容が発表される見通し。

F1界隈は近年オンラインゲーム市場への投資を加速させており、F1は公式ゲーム「F1 2017」の開発元であるCodemastersとタッグを組む形で参入、現在世界トーナメントを開催している。最終戦アブダビGP決勝レース同日には、初のF1 eSportsチャンピオンが誕生する予定。先日21日にはマクラーレン・ホンダ主催の”ワールド・ファステスト・ゲーマー”の決勝戦が行われ、優勝したオランダ人ゲームプレイヤーが、同チームと公式シミュレーター契約を結んでいる。

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