昨シーズンを以てF1から退いたフェルナンド・アロンソが2月26日、第二回F1バルセロナ合同テストの会場であるカタロニア・サーキットに姿を現した。チームは否定も肯定もしていないが、アロンソには今季マシンMCL34をテストするとの噂がある。

トリプルクラウンの達成を目指すアロンソは、今年5月26日に決勝レースが行われる世界三大レースの一つ、インディアナポリス500にカーナンバー「66」をつけたマクラーレンから参戦。シボレーエンジンと共に、残された最後の3冠目に挑戦する。

母国スペインの英雄だけあって、ファンがアロンソの登場に気づかぬわけもなく、早くもこの人集り。ファンサービスを終えたアロンソはその後、マクラーレンのモーターホームに移動したようだ。会場には、この程フランスGPのオーガナイザーに加わったエリック・ブーリエ元チーム代表の姿も確認されている。

アロンソの後任には地元の後輩カルロス・サインツが収まり、ストフェル・バンドーンの代わりとして育成傘下のランド・ノリスの起用が発表された。先週のテスト1では二人合わせて445周を走り込み、昨シーズンとは異なりまずまずの信頼性を示している。