岩佐歩夢、2度目のF1出走で”有意義”な経験「本当に称賛に値する仕事だ」とRBパーメイン
岩佐歩夢は2024年F1最終戦アブダビGPのFP1で、4月の日本GPに続いてRBのVCARB 01をドライブし、1分26秒121の17番手タイムを記録した。トータル24周を走行し、チームが求めたテスト項目を着実に消化。F1ドライバーの夢に向けて「有意義」な経験を積んだ。
岩佐歩夢は目立ったミスもなく、与えられたプログラムを堅実にこなした。ソフトタイヤを使用した予選シミュレーションでは、同じマシンをドライブしたリアム・ローソンに0.558秒差まで迫る速さを見せた。
スポーティング・ディレクターのアラン・パーメインは「アユムはFP1で本当に称賛に値する仕事をしてくれた。彼はミス一つなく、こちらが求めたすべてを完璧に遂行してくれた。彼の走行とフィードバックには本当に満足している」と高く評価した。
岩佐歩夢はこの日のセッションを次のように振り返った。
「今日も素晴らしい一日でした。以前F1マシンをドライブした時と比べても、今回はクルマから得られる感触が非常に良かったです。セッションを通じて行ったテストが、チームにとって良いデータとなっていることを願っています」
「テストしなければならないことがたくさんあったので、ペースを上げていくのが少し難しかったのですが、終盤には新品タイヤで走ることができましたし、全体的には上手くいき、今後に向けて有意義な経験になったので満足しています」
2024年F1アブダビGPの初日2回目のフリー走行は、ランド・ノリスがトップタイムを記録。僚友オスカー・ピアストリが2番手に続き、マクラーレンがタイムシートのトップを独占する形となった。
FP3は日本時間12月7日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。