シルバーストーン・サーキットを走行するメルセデス、70周年記念GPcopyright Daimler AG

赤旗終了…メルセデス1-2連取、リカルドがフェルスタッペン抑えて3番手 / F1-70周年記念GP《FP2》結果とダイジェスト

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2020 F1第5戦 70周年記念GPの金曜2回目のフリー走行が現地8月8日に開催され、ルイス・ハミルトンが1分25秒606を記録。2番手につけたバルテリ・ボッタスを0.176秒差で退けて初日をトップで締め括った。メルセデスは初日2回のセッションで共に1-2体制を築いた。

3番手は、ハードタイヤでの走り込みをメインに取り組んだルノーのダニエル・リカルド。4番手につけたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンを1000分の16秒差で抑えた。リカルドの僚友エステバン・オコンも10番手と、ルノーは揃ってトップ10に名を刻んだが、フェルスタッペンの相方アレックス・アルボンは11番手でクルマを降りた。

タイムシートのポジションを無線で知らされたリカルドは「オーケー! 24時間以内にもう一度同じことをやってやるさ」と息巻いた。

他のホンダエンジン勢は、スクーデリア・アルファタウリのダニール・クビアトが12番手、ピエール・ガスリーが13番手という結果だった。5・6番手につけたランス・ストロールとニコ・ヒュルケンベルグのレーシングポイント勢はさておき、7番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)、これに続いたランド・ノリスとカルロス・サインツのマクラーレン勢とはタイムが拮抗。7番手から12番手のクビアトまでは0.19秒という僅差だった。

午後の現地シルバーストン上空は午前とは打って変わって薄暗い雲が一面に垂れ込めたが、雨に降られる事はなかった。予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温30.3℃、路面42.4℃のドライコンディションでスタートした。

ソフト=C4コンパウンドでのバランスに苦しむマシンが多く見られた。1周保たずにグリップを失うためクルマはセクター2以降で挙動を乱し、ドライバーはコントロールに苦慮していた。

セッション残り5分に差し掛かろうかというタイミングでは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が突如失速。車体底部からオイルを垂れ流して、旧ピットレーン出口付近でクルマを停めた。ベッテルは無線でエンジンかギアボックスに問題が発生したようだと伝えた。

マーシャルが消化器を持って駆けつけたところ、ベッテルが”火は出ていないので必要ない”と静止する場面もあった。車両撤去のために、レースコントロールはバーチャル・セーフティーカーを導入した。

その直後には、同じ跳馬PUとギアボックスを使うアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィが、ベケッツ通過後のランオフエリアの真ん中にクルマを停めた。これによりセッションは赤旗中断のまま終わりを迎えた。

2020年F1第5戦70周年記念グランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月8日(土)19時から1時間半の日程で開催される。

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