2022 F1バーレーンテスト:開催日程とテレビ放送、ドライバーラインナップ
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3月20日のバーレーン・インターナショナル・サーキットでの2022年シーズン開幕に向けた最後のF1公式テストが、3月10~12日にバーレーンで開催される。
2月に行われたバルセロナテストは、メルセデスの1-2フィニッシュという形で最終日の幕を閉じた。ただ、フェラーリは誰よりも多い439周を走り込んで印象的なラップタイムを残し、レッドブルも信頼性・パフォーマンスの両面で存在感を見せた。
カタロニア・サーキットでの3日間の第1回テストを経て、チームは新導入のグランドエフェクトカー特有のポーパシング現象にどう対処してくるのだろうか。また、大規模なアップデートが予想されるメルセデスとレッドブルはどのような走りを見せてくれるのだろうか。興味は尽きない。
テストスケジュール
各日ともに現地午前10時(日本時間16時)から19時(日本時間25時)まで、中1時間のランチブレイク(現地14~15時)を挟んで2回のセッションが行われる。赤旗や天候不良の場合には休憩なしで走行が続けられる。
テスト | 日時 | 結果 |
---|---|---|
バーレーンテスト | 3月10日(木) | ー |
3月11日(金) | ー | |
3月12日(土) | ー |
装着するタイヤや搭載燃料量など、セッションをどのように活用するかはチームに委ねられている。チームが一度にコース上に送り出せるのは1台のマシンのみだ。
テレビ放送・ネット配信
バルセロナで開催された第1回プレシーズンテストとは異なり、バーレーンテストは各国でその模様が放送され、ライブタイミングも配信される。
日本ではフジテレビNEXTが午後のセッションのみをテレビ放送する。またDAZNは全セッションをインターネットでライブ配信する。
DAZNは解説に中野信治、小倉茂徳、田中健一、柴田久仁夫の各氏を迎え、3日間に渡る午前と午後の6回、計24時間のセッションを笹川裕昭、サッシャの実況で完全ライブ配信する。
なお視聴に際してはドコモが窓口の「DAZN for docomo」がお得だ。本家DAZNは去る2月22日に料金を月額3,000円(税込)に値上げしているが、DAZN for docomoであれば4月17日(日)23:59まで旧料金の1,925円(税込)で加入する事ができる。
フジテレビNEXTは浜島裕英、津川哲夫、川井一仁のお馴染みの顔ぶれに加えて解説に元ホンダF1の山本雅史マネージング・ディレクターを迎える。ナビゲーターは小庭康正。
ドライバーラインナップ
最大の注目はハースF1チームだ。機材輸送用の貨物機が遅延に見舞われた事で、米国カナポリスのチームは初日開始に間に合わず、午後からの走行を目指して懸命の作業に取り組んでいる。
事前通告なしの「一方的」な契約解除を言い渡されたニキータ・マゼピンの後任はケビン・マグヌッセンが務める。それも複数年契約というサプライズだ。
まだ全日のドライバーラインナップを発表していないチームもあるが、発表がなされ次第、順次更新するので必要に応じてこのページをフォローされたい。
チーム | 初日 3月10日(木) |
2日目 3月11日(金) |
3日目 3月12日(土) |
---|---|---|---|
アルファタウリ | ガスリー | 角田裕毅 | 午前: 午後:角田裕毅 |
ガスリー
アストン | 午前: 午後: ストロール |
ベッテル午前: 午後: ストロール |
ベッテル午前: 午後: ベッテル |
ストロール
ハース | 午後: | フィッティパルディ午前: 午後: マグヌッセン |
シューマッハ午前: 午後: シューマッハ |
マグヌッセン
ウィリアムズ | アルボン | ラティフィ | 午前: 午後: アルボン |
ラティフィ
レッドブル | ペレス | フェルスタッペン | 午前: 午後: フェルスタッペン |
ペレス
アルファロメオ | 午前:周冠宇 午後: ボッタス |
午前: 午後:周冠宇 |
ボッタス午前:周冠宇 午後: ボッタス |
メルセデス | 午前: 午後: ラッセル |
ハミルトン午前: 午後: ハミルトン |
ラッセル午前: 午後: ラッセル |
ハミルトン
フェラーリ | 午前: 午後: サインツ |
ルクレール午前: 午後: サインツ |
ルクレール午前: 午後: ルクレール |
サインツ
マクラーレン | ノリス | ノリス | ノリス |
アルピーヌ | 午前: 午後: アロンソ |
オコンオコン | アロンソ |
ホンダF1パワーユニット技術を採用するレッドブルは、初日にセルジオ・ペレス、2日目にマックス・フェルスタッペンを起用し、最終3日目は午前と午後で作業を分担させる計画だ。
またスクーデリア・アルファタウリは初日にピエール・ガスリー、2日目に角田裕毅を起用し、シニアチームと同じ様に最終3日目を分担制とした。