マックス・フェルスタッペン「COTAの1コーナーは曲がるタイミングが難しい」F1アメリカGP 2017《preview》
来週末に開催される2017年のF1アメリカGPに向けて、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがコメントを発表した。
舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、略してCOTAと呼ばれる。フェルスタッペンのCOTA初ドライブは2014年。デビュー前のトロ・ロッソのテストドライバー時代に金曜フリー走行を走った。デビューした翌年は表彰台まで後一步の4位入賞、レッドブルに昇格した昨年はリタイヤに終わっている。
COTA最大の特徴は、高低差30m近くもあるホームストレートから1コーナーへの急斜面。コックピットからはコーナーの頂点が視認できないため、フェルスタッペンは「曲がるタイミングを掴むのに数周かかる」と話す。
COTAと言ったら1コーナー!
マックス・フェルスタッペンセクター1がとにかく楽しい
僕がCOTA(Circuit Of The Americas)を初めて走ったのは、2014年に日本でF1デビューをした直後だったんだ。午前中に雨が降ったから、インターミディエイトタイヤで走ったのが最初だね。ドライコンディションでも難しい所なのに濡れた路面だったもんだから、あの1時間半は正直何の役にも立たなかったよ。でも、すごく良く出来たサーキットで、第一セクターはとにかく楽しかったのを覚えてるよ。
2015年は雨のレースで4位だったね。サーキットはかなり濡れた状態だったけど、僕はウエットで走るのが好きだから、またもやすごく楽しいレースになったよ。途中で路面が乾いて来て更に面白くなったしね。
COTAには例えばシルバーストンみたいな他のサーキットに似た要素があるけど、短くて速いという点は独特だね。丘を登りきった場所にある1コーナーはすっごく楽しいんだ。ここではブレーキを遅らせる事が出来るけど、エイペックスが見えないから曲がるタイミングが難しいんだよ。どの辺りで曲がればいいのか慣れるのに数周かかるんだ。
2017年第17戦F1アメリカGPは、10月21日(土)0時からのフリー走行で幕を開ける。舞台となるのはテキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。