バンドーン「エンジンパワーが重要なモンツァでこの速さは嬉しい驚き」F1イタリアGP 2017《初日》
F1イタリアGP金曜フリー走行の予期せぬ好結果は、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンを大いに喜ばせた。
両セッション共に、2台のマシンでトウを使って助け合いながら出したタイムである事を差し引いても、フリー走行1回目で9番手、2回目で7番手という結果がバンドーンとチームを驚かせたのは間違いない。エンジン全開率が80%にも及ぶモンツァ・サーキットは、マクラーレン・ホンダにとって最も厳しいサーキットの1つだ。
とは言え、予選とは異なり本番となる決勝レースではスリップによる援護射撃は使えない。バンドーンのコメントからも、入賞するには天気や他のドライバーのミス等に頼らざるを得ない状況であることが窺える。
極めてポジティブなスタート
ストフェル・バンドーンFP1: 9位, FP2: 7位
チームとしては少し驚きの金曜日だったよ。特にモンツァみたいなエンジンパワーがものを言うサーキットで両方の車がトップ10入りしたっていうのは、ものすごくポジティブなスタートだよね。
でもタイムは拮抗してるからこのまま頑張らないといけないね。10分の1でも100分の1でも1000分の1でも良いから、タイムを上げられるように戦い続けるよ。ここでは多くの場所で簡単にタイムを失ってしまう可能性があるからね。
今日のパフォーマンスを明日に持ち越せればすごく嬉しいけど、他のチームはエンジンモードに幾らか余裕を持ってるはずだから、ちょっと後退してしまうかもしれないね。だから、嬉しいとは言いつつも他のドライバーのミスが必要な状況ではあるんだ。まずは自分たちのパフォーマンスに焦点を当てて、この勢いを明日に繋げられようにしたいね。
天気は心配してないんだ。今日のところはドライコンディションだったね。まだ週末の天気予報を見てないんだけど、どうなるにせよそれが僕らの走りにどう影響するかは誰にも分からないよ。
FP1の順位結果と詳細についてはフリー走行1回目の結果とダイジェストを、FP2についてはフリー走行2回目の結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。3回目のフリー走行は、日本時間9月2日(土)18時から、予選は同日21時からモンツァ・サーキットで行われる。