
F1カタールGPスプリント展望:4台降格後のグリッド、タイヤ戦略と温存セット・天気予報
日本時間11月29日(日)23時にスタートが予定されている2025年F1第23戦カタールGPのスプリントレース。ここでは、スターティンググリッド、予選結果からの変更点、そして予想されるタイヤ戦略と天候状況について整理する。
グリッド:4台がPLスタート
スプリント予選では、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が不必要に低速で走行した疑いで調査対象となったが、スチュワードは審議の末、処分なしと判断した。
一方でスプリントに先立ち、予選Q1敗退に終わったランス・ストロール(アストンマーチン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、そしてアルピーヌの2台がパルクフェルメ下でクルマに変更を加え、ピットレーンスタートを命じられた。
ストロールはステアリング周りの交換に加え、ディフューザー及びパワーユニットのエネルギー・マネジメント・キャリブレーションに関連するパラメーターを変更。他の3台は、サスペンションのセットアップを変更した。
これに伴いリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が16番グリッドに繰り上がった。
予選形式で初めて僚友マックス・フェルスタッペンを上回った角田裕毅(レッドブル)は5番グリッドに着く。角田としては、早めに順位を引き上げ、後方から発進するフェルスタッペンとの間に別のクルマを挟む形に持ち込みたいところだ。そうなれなければ十中八九、いずれかのタイミングでチームオーダーが発動されるだろう。
以下、各ドライバーの予選結果からの変動も併せて正式スターティンググリッドを記す。
| Pos | Driver | Team | Qualifying |
|---|---|---|---|
| 1 | O.ピアストリ | マクラーレン | 1(-) |
| 2 | G.ラッセル | メルセデス | 2(-) |
| 3 | L.ノリス | マクラーレン | 3(-) |
| 4 | F.アロンソ | アストンマーチン | 4(-) |
| 5 | 角田裕毅 | レッドブル | 5(-) |
| 6 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 6(-) |
| 7 | A.K.アントネッリ | メルセデス | 7(-) |
| 8 | C.サインツ | ウィリアムズ | 8(-) |
| 9 | C.ルクレール | フェラーリ | 9(-) |
| 10 | A.アルボン | ウィリアムズ | 10(-) |
| 11 | I.ハジャー | レーシングブルズ | 11(-) |
| 12 | O.ベアマン | ハース | 12(-) |
| 13 | G.ボルトレート | ザウバー | 13(-) |
| 14 | N.ヒュルケンベルグ | ザウバー | 14(-) |
| 15 | E.オコン | ハース | 15(-) |
| 16 | L.ローソン | レーシングブルズ | 17(+1) |
| 17 | L.ストロール | アストンマーチン | 16(-1) |
| 18 | L.ハミルトン | フェラーリ | 18(-) |
| 19 | P.ガスリー | アルピーヌ | 19(-) |
| 20 | F.コラピント | アルピーヌ | 20(-) |
レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで完全生配信・生中継される。
タイヤ戦略:本命はミディアム
ハードタイヤ(C1)はペースが上がらず選択肢から外れる。一方、ソフト(C3)とミディアム(C2)の性能差は大きく、およそ0.6~0.7秒の差が確認されている。ただ、19周で争われるスプリントではミディアムが本命と見られる。
理由は明確で、ソフトはデグラデーションが大きく、スプリントの折り返しを待たずに性能が落ち込み始める可能性が高いからだ。
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.
2025年F1カタールGPスプリントに向けた各ドライバーの温存タイヤセット、2025年11月29日ロサイル・インターナショナル・サーキット
気になる天気:ドライ確実
土曜は一日を通して晴天の予報で、ドライコンディションが確実視される。スタート時の気温は25℃前後となる見込みで、初日のフリー走行とほぼ同じ条件下でレースが行われる見通しだ。