
F1アゼルバイジャンGP:オコンが予選失格、アントネッリとヒュルケンベルグにも裁定
2025年F1第17戦アゼルバイジャンGPの予選後、エステバン・オコン(ハース)が車両規則違反により失格処分を受けた。リアウイングの剛性検査で規定値を超えるたわみが確認されたためで、決勝は最後尾からのスタートとなる。
リアウイングのたわみが規定超過
FIA技術代表のジョー・バウアーによると、オコンの31号車VF-25のリアウイング主翼端部のたわみが、右側で0.825mm、左側で0.6mmに達し、規定の最大値0.5mmを超えていたことが判明した。
聴聞においてハースは「このパーツ特有の製造上の問題により不一致が生じた」と説明。スチュワードは失格処分を言い渡した。これによりオコンは18番手を記録した予選結果から除外され、グリッド最後尾から日曜のレースをスタートすることになった。
アントネッリには今季初の戒告
予選Q1において、黄旗区間で十分に減速しなかった疑いがあるとしてセッション後に召喚されたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、グリッド降格処分を免れた。
調査の結果、ステアリング上のダッシュボード上に「一瞬、黄旗インジケーター」が表示され、その後に2台を追い抜いたことが確認された。
だがチームの指示でラップを中断したため実質的なアドバンテージはなかったとされ、先の酌量要素も踏まえ、今季初の戒告処分(ドライビング)にとどめられた。
ヒュルケンベルグには不問裁定
一方、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)はFP3で、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)のコースオフに伴って掲示された黄旗区間で他車を追い抜いた疑いがかけられた。
だが調査の結果、黄旗を視認できる状況になく、グリーンシグナルも前走車に遮られて確認できなかったことが判明。スチュワードは「厳密には違反だが、情状酌量の余地がある」と判断し、不問とした。
2025年F1アゼルバイジャンGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にカルロス・サインツ(ウィリアムズ)、3番手にリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間9月21日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。