
「代償は大きい」それでも攻める ― ノリス、クラッシュを振り返り予選での”好敵手”を予想
2025年F1第17戦アゼルバイジャンGPのFP2をクラッシュで終えたランド・ノリス(マクラーレン)は、予定していた予選および決勝シミュレーションを消化できなかったことについて「代償は大きい、特にここではね」と認めつつも、「全く攻めないよりも、プッシュして限界を探る方がマシだ」と前向きな姿勢を示した。
ノリスはターン4の出口で左リアを壁に強打。リアサスペンションを破損し、セッションを早々に切り上げることとなった。FP1では最速タイムを記録していたものの、FP2では走行わずか7周にとどまり、残りの週末に向けて後手に回ることとなった。
「燃料を積んだ状態でロングランをこなせなかったのは残念だ。特に、今回は去年より一段階柔らかいコンパウンドが持ち込まれているからね。学ぶという点で遅れを取ったのは確かだ」とノリスは振り返り、今季4度目の投入となるC6コンパウンドへの対応準備が不十分となったことに不安を示した。
また、チームメイトのオスカー・ピアストリもバリアに接触して走行時間を失ったことに触れ、「僕にとってもそうだけど、オスカーにとっても散々なセッションだったんじゃないかな。彼もクルマに苦戦しているように見えた。明日、どこまで挽回できるかだね」とコメント。チームとしてセットアップに課題を抱えていると示唆した。
ライバル勢については「フェラーリは速いだろうし、レッドブルもそうだ。金曜はあまり速く見えなくても、翌日になれば目を覚ましたかのように速くなる。だから明日は少なくとも3台のマシンから挑戦を受けることになるだろうね」と警戒感を示した。
2025年F1アゼルバイジャンGPの初日FP2をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)。僚友シャルル・ルクレールを2番手に退けた。3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続く結果となった。
FP3は日本時間9月20日(土)17時30分から、公式予選は同21時から1時間に渡ってバクー市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。