2024年F1イタリアGP《予選》ハイライト動画:明暗くっきり、タイトル争うマクラーレンとレッドブル
モンツァ・サーキットで行われた2024年FIA-F1世界選手権16戦、F1イタリアGP予選は、ランド・ノリスが通算5回目のポールを獲得し、オスカー・ピアストリが0.109秒差の2番手に続いたことで、首位レッドブルを30点差で追うマクラーレンが最前列を独占した。
予選:ハイライト動画
プラクティスを通して堅実な走りを見せていた新人フランコ・コラピントは、Q1最終ラップのレズモでグラベルに飛び出してしまい、18番手でキャリア初の予選を終えた。角田裕毅(RB)は16番手でQ1敗退を喫した。
ピアストリはQ1セッション中にファストレーンを走行するフェルスタッペンの目の前に飛び出し、あわや接触しそうになった。一件はアンセーフ・リリースと判断され、マクラーレンに通常よりも重い罰金が科された。
最終的に頭一つ飛び抜けた速さを見せたノリスを除き、後方の2番手から6番手まではコンマ1秒以内にひしめく大接戦となった。7-8番手に留まったレッドブル勢とトップ6との間には、コンマ5秒以上もの大きな溝が横たわった。
FP3:ハイライト動画
ティフォシの熱狂的サポートを受けるフェラーリはこの日も好調で、カルロス・サインツは7番手に留まったものの、シャルル・ルクレールはトップからコンマ1秒遅れの3番手を刻んだ。
アレックス・アルボンが驚異的なラップを刻んで8番手をマークすると、ウィリアムズのチームメイトで新人のコラピントは9番手に続いた。
ケビン・マグヌッセン(ハース)はチェッカーフラッグを経て、チームからコース上にクルマを停めるよう指示された。
2024年F1イタリアGP決勝レースは日本時間9月1日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5,793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。DAZNとフジテレビNEXTが生配信・生中継する。