ルイス・ハミルトン（メルセデス）が僚友ジョージ・ラッセルに0.093秒差をつけ、2024年F1第16戦イタリアGP予選直前の3回目のフリー走行でタイムシートのトップに立った。角田裕毅（RB）は13番手だった。

5番手ランド・ノリス（マクラーレン）までのギャップは0.145秒と、FP3では再び上位が僅差の争いを繰り広げた。マックス・フェルスタッペン（レッドブル）は低中速コーナーでアンダーステアに苦しみ、ハミルトンから0.251秒遅れの6番手に留まったが、チームメイトのセルジオ・ペレスは18番手と更に苦しんだ。

過去2年のモンツァウィナーが沈黙した一方、ティフォシの熱狂的サポートを受けるフェラーリはこの日も好調で、カルロス・サインツは7番手に留まったものの、シャルル・ルクレールはトップからコンマ1秒遅れの3番手を刻んだ。

セットアップのミスと、赤旗の不運に見舞われFP2で真っ当なタイムを残せずに初日を終えた角田裕毅は、12番手につけた僚友ダニエル・リカルドから0.064秒遅れの13番手でクルマを降りた。

トップ4チームの外に目を向けると、アレックス・アルボンが驚異的なラップを刻んで8番手をマーク。更に、ウィリアムズのチームメイトで新人のフランコ・コラピントが9番手に続き、ニコ・ヒュルケンベルグ（ハース）がフェルナンド・アロンソ（アストンマーチン）を抑えてトップ10に滑り込んだ。

ヒュルケンベルグの僚友、ケビン・マグヌッセンはチェッカーフラッグを経て、ハースからコース上にクルマを停めるよう指示された。テクニカルトラブルによるものだが詳細は不明だ。

全3ラウンド、計1時間が予定されるF1イタリアGPの公式予選は、日本時間8月31日(土)23時からモンツァ・サーキットにて行われる。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2024年F1第16戦イタリアGPフリー走行3（FP3）リザルト

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